抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:福州地区における11284例の肺炎マイコプラズマ(MP)特異的抗体の測定結果を分析する。方法:福建省福州小児病院の2012年11月から2016年10月にかけて治療した呼吸器感染患児に対して間接免疫蛍光法(IFA)を用い、患児の血清中のMP-IgM抗体を測定した。結果:11284例の呼吸器感染患児の血清サンプルの中で、MP-IgM検査の陽性サンプルは1534例で、総陽性率は13.59%であり、しかも女性患児の陽性率(18.05%)は男性患児(10.90%)より高かった。MP-IgMの陽性率は,1歳未満,1~3歳,3~6歳,6~14歳の患者におけるMP-IgMの陽性率は,それぞれ,4.33%,16.79%,20.21%,22.24%であった(P<0.01)。春,夏,秋および冬におけるMP-IgMの陽性率は,それぞれ13.30%,15.23%,15.31%および10.68%であった。夏と秋における陽性率は,春と冬におけるそれらより有意に高かった(P<0.01)。結論:福州地区におけるMP感染は全年にわたって発症し、多くは学齢前、学齢期児童に発生し、その中に夏と秋に高発生し、福州地区のハイリスク集団と高発生季節に対して肺炎マイコプラズマ抗体IgM測定を行い、MP感染の診断率を高める。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】