文献

J-GLOBAL ID：201702230147065611   整理番号：17A1827848

寛解双極性および単極性患者における注意散漫と再評価中の大規模ネットワークの機能的相互作用【Powered by NICT】

Large-scale network functional interactions during distraction and reappraisal in remitted bipolar and unipolar patients

著者 (6件)： Lois Giannis (Department of Clinical Psychology and Neuropsychology, Institute of Psychology, Johannes Gutenberg-University Mainz, Mainz, Germany) ,  Gerchen Martin F (Department of Clinical Psychology, Central Institute of Mental Health, University of Heidelberg/Medical Faculty Mannheim and Bernstein Center for Computational Neuroscience Heidelberg/Mannheim, Mannheim, Germany) ,  Kirsch Peter (Department of Clinical Psychology, Central Institute of Mental Health, University of Heidelberg/Medical Faculty Mannheim and Bernstein Center for Computational Neuroscience Heidelberg/Mannheim, Mannheim, Germany) ,  Kanske Philipp (Department of Social Neuroscience, Max Planck Institute for Human Cognitive and Brain Sciences, Leipzig, Germany) ,  Schonfelder Sandra (Department of Clinical Psychology and Neuropsychology, Institute of Psychology, Johannes Gutenberg-University Mainz, Mainz, Germany) ,  Wessa Michele (Department of Clinical Psychology and Neuropsychology, Institute of Psychology, Johannes Gutenberg-University Mainz, Mainz, Germany)
資料名： Bipolar Disorders  (Bipolar Disorders)
巻： 19  号： 6  ページ： 487-495  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2515A  ISSN： 1398-5647  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 【目的】はヒト脳は動的に互いに相互作用する大規模ネットワークに組織化される。広範なエビデンスは,外部的に向けられた注意に対する内部からの遷移中の特定の大規模ネットワークの特徴的変化を示した。本研究の目的は,感情調節時のこれらの文脈依存ネットワークの相互作用を比較し,寛解した単極性および双極性障害患者における潜在的変化を調べることであった。【方法】筆者らは,関心のある四つのネットワーク(デフォルトモード,前頭頭頂,特徴,および背側注意ネットワーク)を通して置かれた90領域を横切る注意散漫と再評価対中の連結性変化を定量化するための多領域一般化精神生理学的相互作用分析を採用した。ネットワークコンティンジェンシー解析と並べ替え検定を用いて,ネットワークの各対の有意な条件依存連結性変化の数は偶然から予測される数を超える可能性を推定した。は最初の42名の健常被験者(試料I)における機能的連結性のパターンを調べ,独立サンプルにおける健常人(n=23)と寛解期双極(n=21)および単極性障害患者(n=21)を横切るこれらの連結性パターンを比較しII。【結果】試料Iでは,再評価と比較して混乱は,デフォルトモードネットワーク内およびデフォルトモードと二認知制御ネットワークと認知的統制ネットワーク間の接続性の増加間の連結性低下を特性化した。試料IIでは,両患者群は再評価と比較して延長中の異常に増加したデフォルトモード内およびネットワーク間の接続性を示した。【結論】本研究は感情制御における大規模ネットワーク相互作用の役割を強調し,感情調節中の寛解した大双極性および単極性患者におけるデフォルトモード間イントラネット連結性障害の予備的証拠を提供した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヒト ,  *ネットワーク ,  キャラクタリゼーション ,  *極性 ,  *患者 ,  うつ病 ,  *相互作用 ,  連結性 ,  *寛解
準シソーラス用語： デフォルトモードネットワーク ,  健常者 ,  被験者 ,  *大規模ネットワーク ,  *再評価 ,  *単極性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 双極性障害 ,  デフォルトモードネットワーク ,  うつ病 ,  機能的連結性 ,  大規模ネットワーク

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 寛解 ,  単極性 ,  患者 ,  注意 ,  再評価 ,  大規模ネットワーク ,  相互作用