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J-GLOBAL ID：201702230181913372   整理番号：17A1109094

グラフェンナノプレートレットを含むアルミニウム基複合材料の微細構造進化,機械的特性,および破壊形態

Microstructural evolution, mechanical profile, and fracture morphology of aluminum matrix composites containing graphene nanoplatelets

著者 (6件)： KHAN Mahmood (Inst. of Space Technol., Islamabad, PAK) ,  AMJAD Maham (Inst. of Space Technol., Islamabad, PAK) ,  KHAN Ansa (Inst. of Space Technol., Islamabad, PAK) ,  UD-DIN Rafi (Pakistan Inst. of Nuclear Sci. and Technol., Nilore, PAK) ,  AHMAD Iftikhar (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  SUBHANI Tayyab (Inst. of Space Technol., Islamabad, PAK)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 32  号： 11  ページ： 2055-2066  発行年： 2017年06月14日 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウム基複合材(AMC)は,その優れた機械的性質のため航空機,自動車などへ広く利用されている。強化添加として,金属炭化物,酸化物などの様々な繊維や粒子が使用されている。中でも,グラフェンナノプレートレット(GNP)は,新しいクラスの強化複合材を調製できる可能性を有すが,その優れた機械的性質をもたらす機構については未だ不明な部分がある。そこで本研究では,アルミニウム粉末中のGNPの均一な分散を確実にするために複合粉末のボールミル加工を伴う粉末処理経路によって,3つの異なるGNP充填量(1,3,5wt%の3種)を含むアルミニウム基材複合体を調製した。XRDやSEM,および硬度,圧縮や曲げ試験により,得られた試料の微細構造と機械的特性を評価した。その結果,1)5重量%のグラフェンナノプレートレットを含む複合材料の硬度,圧縮および曲げ強さは,それぞれ最大35%,433%および283%改善した。2)破壊形態は,純粋なアルミニウム基材支配的なものから複合体のGNP支配的なものへの変化を示した。

シソーラス用語： *金属基複合材料 ,  グラフェン ,  ナノ構造 ,  添加剤 ,  強化 ,  *アルミニウム合金 ,  粉末冶金 ,  摩砕 ,  X線回折分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  押込硬さ ,  曲げ強さ ,  *機械的性質 ,  微細構造 ,  圧縮強さ ,  破壊モード ,  モルフォロジー ,  顕微鏡観察
準シソーラス用語： *アルミニウム基複合材料 ,  ナノプレートレット ,  ボールミル処理 ,  混合粉末 ,  微細構造進化 ,  粒子強化

分類 (2件)： 分散強化合金  (WE04030R) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： アルミニウム基複合材料 ,  微細構造進化 ,  機械的特性 ,  破壊形態