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J-GLOBAL ID：201702230189741632   整理番号：17A0617677

高電界下におけるポリプロピレン/アルミニウムナノ誘電体中の電界電子放出の役割

The Role of Field Electron Emission in Polypropylene/Aluminum Nanodielectrics Under High Electric Fields

著者 (5件)： ZHANG Guoqiang (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA) ,  LI Yue (Sichuan Univ., Sichuan, CHN) ,  TANG Saide (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA) ,  THOMPSON Rhett D. (Central Michigan Univ., Michigan, USA) ,  ZHU Lei (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 11  ページ： 10106-10119  発行年： 2017年03月22日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セラミックとポリマーフィルムキャパシターを含む固体誘電キャパシターは,超高電力密度を供給し,ヒステリシスが少ない定数キャパシタンスを示し,電解質の漏れの心配が要らない。この研究では,高電界下におけるポリプロピレン(PP)/アルミニウムナノ粒子(nAl NP)複合材料の誘電挙動および損失メカニズムを調べた。試料は,60°Cのトルエン中でnAl NPをポリ(エチレン-コ-1,2-ブチレン)ビスホスホン酸(PEB-PA)によって改質し,140°Cのキシレンに溶解したアイソタクチックPPと混合する。次いで,メタノール中で沈殿させた後,押出機を用いて,170~190°Cでコンパウンド化して作製した。低電界下のPP/nAlナノコンポジットでは,誘電率の適度な増加が観察された。高電界下のPP/nAlナノコンポジットでは,フィラー含量が10vol%より低い時,電子のトンネル効果によるホッピング伝導が観察された。ポリマー/金属NP複合材料は,高電界用途には適さないが,比較的低電界で作動するスイッチなどには良い候補になる。

シソーラス用語： トンネル効果 ,  共重合体 ,  ポリプロピレン ,  ナノ材料 ,  ナノ構造 ,  *誘電体 ,  ナノ粒子 ,  アルミニウム ,  *ナノ複合材料 ,  充填剤 ,  ホスホン酸 ,  薄膜コンデンサ ,  ホッピング伝導 ,  電界放出
準シソーラス用語： 電子トンネリング ,  ポリ(エチレン-co-ブテン) ,  ナノ誘電体 ,  *高分子複合材料 ,  アルミニウムナノ粒子 ,  ナノフィラー ,  フィルムキャパシタ

分類 (1件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 高電界 ,  ポリプロピレン ,  アルミニウム ,  ナノ誘電体 ,  電界電子放出 ,  役割