文献

J-GLOBAL ID：201702230220128922   整理番号：17A0462993

コレステリルエステル蓄積のハイパスペクトル誘導Raman散乱イメージング:ヒト前立腺癌の診断への新しい道

Hyperspectral stimulated Raman scattering imaging of cholesteryl ester accumulation: new avenue to diagnosis of human prostate cancer

著者 (3件)： DU Jun (Beihang Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Ping (Huazhong Univ. Sci. and Technol.(HUST), HuBei, CHN) ,  YUE Shuhua (Beihang Univ., Beijing, CHN)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 10024  ページ： 100241M.1-100241M.8  発行年： 2016年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前立腺特異抗原スクリーニングの導入以来,前立腺癌(PCa)は,米国において男性において最も広く診断された非皮膚癌となっている。本研究では,ハイパースペクトルSRS顕微鏡法を用いて,ヒト前立腺組織におけるCEレベルの定量的マッピングを実証し,画像中の各ピクセルについて組成情報を表示した。即ち,本発明者らは,ハイパースペクトルSRS顕微鏡を用いて指紋ラマンバンドを検出することにより,無傷のヒト前立腺癌組織におけるコレステロール貯蔵の無標識定量的イメージングを実証した。特に,コレステロールの特徴的なバンドとして1669cm^-1のステロールC=Cバンドを使用した。アシルC=Cバンド,エステルC=Oバンド,およびアミドIバンドを含む,同じスペクトルウィンドウにおける他の有意なラマンバンドを同時に記録した。各化学基の定量的化学マップをMCR分析によって生成した。ここに報告されているように,ハイパースペクトルSRSイメージングおよび指紋領域の多変量解析は,前立腺癌診断の現行体制を改善する,より正確な方法につながる可能性がある。

シソーラス用語： *コレステロールエステル ,  *スペクトル画像 ,  *泌尿器診断 ,  *集団検診 ,  *誘導Raman散乱 ,  ヒト ,  *前立腺特異抗原検査
準シソーラス用語： *ハイパースペクトルイメージ ,  *前立腺癌検診

分類 (3件)： 腫ようの診断  (GE03020J) ,  泌尿生殖器の腫よう  (GM04000S) ,  有機化合物の赤外・Ramanスペクトル(分子)  (BH06033S)

タイトルに関連する用語 (9件)： コレステリルエステル ,  蓄積 ,  ハイパスペクトル ,  誘導Raman散乱 ,  イメージング ,  ヒト ,  前立腺癌 ,  診断 ,  道