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J-GLOBAL ID:201702230269082256   整理番号:17A0498311

アミドキシムおよびニトリルからの1,2,4-オキサジアゾールの亜鉛媒介生成における主要中間体としての三核(アミノニトロン)ZnII錯体

Trinuclear (aminonitrone)ZnII complexes as key intermediates in zinc(ii)-mediated generation of 1,2,4-oxadiazoles from amidoximes and nitriles
著者 (6件):
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巻: 41  号:ページ: 1940-1952  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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脂肪族および芳香族アミドキシムRC(NH2)=NOH(R=Et,tBu,Ph,o-ClC6H4)を,Me2CO中でZn(OAc)22H2Oと反応させて,N結合アミドキシムを有する[Zn(OAc)2{RC(NH2)=NOH}2]錯体を得た。これは,アセテート配位子のオキシムHO基とオキソ基との間の分子内共鳴補助水素結合である適度な強度(DFT計算により7.3~11.9kcal mol-1)に関与した。錯体[Zn(OAc)2{RC(NH2)=NOH}2]をアセトン中の過剰のZn(OTf)2と反応させて,三核化学種[Zn32-OAc)22-RC(NH2)=N(H)O}4(H2O)6](OTf)4を得た。これは,アミノニトロン互変異性型で安定化したO配位化アミドキシムと架橋アセテート配位子の両方の特徴を有した。また,アミノニトロン三核化学種もアミドオキシムとZn(OTf)2とのEtOAc中での反応を介して直接調製した。この反応における酢酸エチルはアセテート供与体の役割を果たし,OAc-を,EtOAcのII媒介加水分解を介してin situ生成した。[Zn(OAc)2{RC(NH2)=NOH}2]はジメチルシアナイミドに対して不活性であるが,[Zn32-OAc)22-RC(NH2)=N(H)O}4(H2O)6](OTf)4錯体により,Me2NCNと容易に反応して,ZnII媒介アミドキシム-シアナミドカップリングの結果として,O-カルバミジンアミドキシム錯体[Zn(OTf)2{RC(NH2)=NOC(NMe2)=NH}2]を得た。全ての合成した化合物を,8つの化学種に対して,HRESI-MS,FTIR,1H-,CP-MAS TOSS13C{1H},および13C{1H}NMR,さらに単結晶X線回折によってキャラクタリゼーションした。得られた固体構造における非共有結合性相互作用の様々なタイプを,DFT計算(理論のM06-2X/6-311+G(d,p)レベル),およびBader理論(QTAIM法)の形式内の電子密度分布のトポロジー解析により調べた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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第11族,第12族元素の錯体  ,  分子の電子構造 

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