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J-GLOBAL ID:201702230281870587   整理番号:17A1491694

発作性運動失調,ミオキミア,有痛性拘縮と代謝機能不全患者における新規KCNA1突然変異【Powered by NICT】

A novel KCNA1 mutation in a patient with paroxysmal ataxia, myokymia, painful contractures and metabolic dysfunctions
著者 (15件):
資料名:
巻: 83  ページ: 6-12  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0279A  ISSN: 1044-7431  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一過性運動失調1(EA1)は連続ミオキミアにより特徴づけられるヒトの主要な神経学的症候群,失調性歩行の一時的な発作および情動ストレスと疲労により誘発される骨格筋のけい性収縮である。この稀な疾患は,ニューロン電位依存性カリウムチャネルKv1.1,小脳,海馬,皮質および末梢神経系における神経細胞興奮性に寄与するためのKCNA1をコードする遺伝子のミスセンス変異により生じる。有痛性拘縮と代謝機能障害による発作性運動失調およびミオキミア増悪を呈するイタリアの発端者における新規KCNA1遺伝子変異,E283Kを同定した。E283K変異はKvチャンネルの電圧センサドメインに属するS3-S4細胞外リンカーに位置している。E283K変異はKv1.1生物物理学的特性に影響するかどうかを調べるために,著者らは単独又は1:1の組み合わせでWTまたは変異体c DNAをHEK293細胞をトランスフェクションし,パッチクランプ法の全細胞配置における相対的カリウム電流を記録した。変異E283Kチャネルは,WTチャンネルと比較して~2倍遅く活性化の正の電位と速度論に対する10mVシフトし電位依存性活性化を示した。ヘテロマーWT/E283Kチャネルに起因するカリウム電流は,WTと変異体ホモマーチャンネル間の活性化中間体の電位依存性ゲーティングと動力学を示した。変異E283Kの相同性モデリング研究に基づいて,低い電圧感度と遅いチャンネル開口の分子的説明を提案した。全体として,著者らの結果はKv1.1の283位での正に荷電したリジンと負に荷電した残基の置換はヘテロ接合体保因者におけるEA 1症状を説明する可能性があることをカリウム電流の低下を引き起こすことを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
先天性疾患・奇形一般  ,  神経の基礎医学 

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