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J-GLOBAL ID:201702230330827209   整理番号:17A1362762

CReSS-3DVARを用いた,メソγスケール,集中,異常豪雨事象の超短時間範囲予測: 外挿に基づくナウキャストとの比較

Very Short Time Range Forecasting Using CReSS-3DVAR for a Meso-γ-Scale, Localized, Extremely Heavy Rainfall Event: Comparison with an Extrapolation-Based Nowcast
著者 (4件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 967-979  発行年: 2017年10月01日 
JST資料番号: F1399A  ISSN: 1881-2473  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2015年7月24日に日本,東京の渋谷鉄道駅での洪水の原因となったメソγスケール(2~20km)の異常豪雨(MγExHR)事象に対する超短時間範囲(≦1h)用数値気象予測(NWP)モデルの予測精度が外挿に基づくナウキャスト(EXT)のそれと比較された。水平格子間隔が0.7kmのCReSSを使用したNWPモデルと密集観測網(レーダ,ライダ,マイクロ波放射計)からの嵐スケールデータはCReSS-3DVARを用いて同化された。予測時間(FT)の関数としての豪雨域(≧20mmh-1)の予測精度を,様々な変位誤差(L)の空間スケールに対するFractionsスキルスコア(FSS)を用いて,NWPモデルおよびEXT予測について調査した。これらの予測は,渋谷駅での異常豪雨発生の30min前に開始された。L=1kmに対するFSS,すなわち格子スケール検証は,FT=40minの前のNWP精度がEXTの精度より低いことを示した。しかし,NWPの精度はFT=45から60minまでEXTの精度を上回った。これは,EXTとNWPの出力を混合することによる,超短時間範囲内(≦1h)のMγExHR事象に関連するシームレスで高精度の豪雨(≧20mmh-1)予測の可能性を示唆する。NWPモデルがEXTよりも≦1hの超短時間範囲内の豪雨域をより正確に予測するという事実の背後にある要因も考察される。この要因の考察を可能にするために,レーダ反射率の異なる同化方法を用いた追加の感度実験を行った。25min後の渋谷駅付近の豪雨の予測には,レーダ反射率を用いた持ち上げ凝結高度より上の水分調整が重要であることが判明した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (48件):

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