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J-GLOBAL ID:201702230353088573   整理番号:17A1560004

グリシンベタインの水和とイオン結合:それらは非生物的ストレス下での蛋白質の保護に関与する可能性があるか【Powered by NICT】

Hydration and ion-binding of glycine betaine: How they may be involved into protection of proteins under abiotic stresses
著者 (2件):
資料名:
巻: 244  ページ: 489-498  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0924A  ISSN: 0167-7322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリシンベタイン(GB)は広範な天然オスモライト,浸透圧,塩分または温度ストレス下での種々の蛋白質及び酵素の構造と機能を保護するために細胞質に蓄積するものである。GBの水和は防御機構に重要な役割を果たしていると仮定した。しかし,水環境とGBの相互作用の詳細は完全には分かっていない。本研究では,濃度,温度,及びNaCl/KCl添加の影響だけでなく,この双性イオン化合物のイオン結合下のGBの水和構造は特にGBの,一般的に浸透圧調節物質の機能に関する情報を得るために研究した。データは1D-及び3D-RISM(参照相互作用サイトモデル)法の枠内での積分方程式法により得た。GBの水和とイオン結合の構造的特徴を結びつけるその生物学的役割をした。オスモライト濃度効果と同様に,温度と塩分ストレス下において,GB分子は強く水和した,かなりの量の水を結合するオスモライトの強い能力を示すことが分かった。これらの結果は,間接的な機構を介して非生物的ストレス下で蛋白質に及ぼすGBの安定化効果を確認した。さらに,塩の添加はイオン特異的相互作用の結果としてGBと無機イオンの荷電基間の直接イオン-分子会合体の形成を促進した。筆者らの意見では,自身のまわりの無機イオンを保持するGBの能力は塩析からの蛋白質の保護に直接関連している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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遺伝子発現  ,  植物に対する影響  ,  酵素生理  ,  物質の代謝  ,  植物の生化学 

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