文献

J-GLOBAL ID：201702230379255941   整理番号：17A0468096

Cu₂SnS₃ナノ粒子の制御されたソルボサーマル合成および性質

Controlled solvothermal synthesis and properties of Cu₂SnS₃ nanoparticles

著者 (8件)： RABAOUI S. (Gabes Univ., Gabes, TUN) ,  DAHMAN H. (Gabes Univ., Gabes, TUN) ,  OMRI K. (Gabes Univ., Gabes, TUN) ,  DEKHIL S. (Gabes Univ., Gabes, TUN) ,  EL MIR L. (Gabes Univ., Gabes, TUN) ,  EL MIR L. (Al Imam Mohammad Ibn Saud Islamic Univ. (IMSIU), Riyadh, SAU) ,  VAZQUEZ-VAZQUEZ C. (Univ. Santiago de Compostela, Santiago de Compostela, ESP) ,  LOPEZ-QUINTELA M. A. (Univ. Santiago de Compostela, Santiago de Compostela, ESP)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Electronics  (Journal of Materials Science. Materials in Electronics)
巻： 28  号： 3  ページ： 3090-3097  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W0003A  ISSN： 0957-4522  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 140°Cと200°Cで24時間の容易なソルボサーマル合成によりCu₂SnS₃ナノ粒子が得られる。本研究では,得られたナノ結晶の構造的,モルフォロジー的,および光学的性質に及ぼす温度の影響をXRD,EDS,SEM,およびTEMにより調べた。 室温の磁化曲線は,Cu₂SnS₃ナノ粒子が常磁性挙動を表すことを示した。紫外可視吸収スペクトルは,Cu₂SnS₃ナノ粒子が可視光領域に明らかな光吸収を持つことを示した。200°Cと140°Cの温度の反応にたいしそれぞれ,バンドギャップは約1.3eVと1.44eVになると計算された。また,ソルボサーマル合成は,低コスト,容易な製作などの多くの利点を持つ。したがって,Cu₂SnS₃ナノ粒子が太陽電池の分野で大きな可能性をもつ非常に有望な材料であることがわかる。

シソーラス用語： *硫化物 ,  銅化合物 ,  スズ化合物 ,  化学合成 ,  ナノ粒子 ,  *太陽電池 ,  X線回折 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  常磁性
準シソーラス用語： ソルボサーマル合成

分類 (2件)： 太陽電池  (NC03084O) ,  硫黄とその化合物  (YB02020L)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナノ粒子 ,  ソルボサーマル合成 ,  性質