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J-GLOBAL ID：201702230499510269   整理番号：17A0664283

クロム-バナジウム(CrV)ばね鋼における異なる熱処理効果を予測するための渦電流識符号の評価

Evaluation of eddy current signatures for predicting different heat treatment effects in chromium-vanadium (CrV) spring steel

著者 (8件)： HASHMI Javeria (National Univ. Sci. and Technol., Islamabad, PAK) ,  KHAN Mahmood (Inst. of Space Technol., Islamabad, PAK) ,  KHAN Mushtaq (National Univ. Sci. and Technol., Islamabad, PAK) ,  JAFFERY Syed Husain Imran (National Univ. Sci. and Technol., Islamabad, PAK) ,  JAFFERY Syed Husain Imran (Univ. New South Wales, Sydney, AUS) ,  ALI Liaqat (National Univ. Sci. and Technol., Islamabad, PAK) ,  ANWAR Muhammad Nabeel (National Univ. Sci. and Technol., Islamabad, PAK) ,  SUBHANI Tayyab (Inst. of Space Technol., Islamabad, PAK)
資料名： Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part L. Journal of Materials: Design and Applications  (Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers. Part L. Journal of Materials: Design and Applications)
巻： 231  号： 3  ページ： 259-271  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： W1344A  ISSN： 1464-4207  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 渦電流試験法によってCrV鋼の熱処理による組織変化を調査した。直径5mm,長さ25.4mmの試験片を用い,焼鈍し,焼きならし,各種温度でオーステナイト化後に各種温度へ油焼き入れ,焼き入れ後に温度及び時間を変えて焼き戻し,の各種熱処理を行った。渦電流試験は周波数450kHz,コイル直径1mmの表面プローブを用いて行った。測定を行う前に較正試験を行った。インピーダンスと透磁率はオーステナイト化温度の上昇と共に低下し,磁気的に硬いマルテンサイト相の割合の増加に対応していた。焼き戻し温度の上昇,焼き戻し時間の増加によって規格化した透磁率とインピーダンスは増加し,硬さの値は低下した。これはマルテンサイトが磁気的に軟らかいフェライトと炭化物へ変態したためである。従って規格化した透磁率とインピーダンスは硬さの値と逆比例の関係にある。

シソーラス用語： *ばね鋼 ,  低合金鋼 ,  クロム含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  *熱処理 ,  渦電流 ,  *渦電流検査 ,  焼なまし ,  焼ならし ,  相変態 ,  油冷 ,  焼戻 ,  加熱温度 ,  保持時間 ,  周波数 ,  キャリブレーション ,  インピーダンス ,  透磁率 ,  マルテンサイト ,  標準化 ,  押込硬さ ,  フェライト組織 ,  炭化物
準シソーラス用語： オーステナイト化

分類 (3件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U) ,  非破壊試験  (HB02030F)

タイトルに関連する用語 (7件)： クロム ,  バナジウム ,  ばね鋼 ,  熱処理 ,  予測 ,  渦電流 ,  評価