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J-GLOBAL ID：201702230519260062   整理番号：17A0579186

酸化物スピントロニクス応用のためのSrRuO₃/SrIrO₃超格子における的スピングラス挙動とトポロジカルHall効果

Spin-Glass-Like Behavior and Topological Hall Effect in SrRuO₃/SrIrO₃ Superlattices for Oxide Spintronics Applications

著者 (8件)： PANG Bin (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHANG Lunyong (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHANG Lunyong (Max Planck POSTECH, Gyeongbuk, KOR) ,  CHEN Y. B. (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHOU Jian (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  YAO Shuhua (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  ZHANG Shantao (Nanjing Univ., Nanjing, CHN) ,  CHEN Yanfeng (Nanjing Univ., Nanjing, CHN)
資料名： ACS Applied Materials & Interfaces  (ACS Applied Materials & Interfaces)
巻： 9  号： 3  ページ： 3201-3207  発行年： 2017年01月25日 
JST資料番号： W2329A  ISSN： 1944-8244  CODEN： AAMICK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近,新奇な物性を示す強いスピン軌道相互作用(SOI)を持つペロブスカイト型化合物が注目されている。なかでも,Sr₂IrO₄は新奇なSOI支援Mott絶縁体として多くの研究が行われている。SrIrO₃はSr₂IrO₄の三次元類似物である。本研究では,SOIと強磁性の性質を組み合わて,新奇な物性現象の発現を実現することを目的として,SrRuO₃/SrIrO₃超格子を作成し,その磁気的性質と磁気輸送特性を調べた。その結果,磁化率の温度依存性において,スピングラスに特徴的なカスプ状ピークや引き伸ばされた指数関数に従う磁気緩和などが見られることがわかった。また,それらの特徴は,SrRuO₃の膜厚に依存して変化した。観測結果から,界面スピングラスと強磁性秩序が共存することがわかった。さらに,低温においてトポロジカルHall効果が見られた。界面でのDzyaloshinskii-Moriya相互作用による界面スピン組織について論じた。

シソーラス用語： スピントロニクス ,  ストロンチウム化合物 ,  ルテニウム化合物 ,  酸素酸塩 ,  イリジウム化合物 ,  超格子 ,  *スピンガラス ,  *Hall効果 ,  スピン-軌道相互作用 ,  *ペロブスカイト型結晶 ,  強磁性 ,  磁気的性質 ,  輸送現象 ,  磁化率 ,  磁気緩和 ,  交換相互作用 ,  指数関数
準シソーラス用語： ルテニウム酸ストロンチウム ,  イリジウム酸塩 ,  *トポロジカルHall効果 ,  磁気輸送 ,  Dzyaloshinskii-Moriya相互作用 ,  引き伸ばされた指数関数

分類 (2件)： ランダム系一般  (BM06081C) ,  その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O)

タイトルに関連する用語 (7件)： 酸化物 ,  スピントロニクス ,  応用 ,  超格子 ,  スピングラス ,  挙動 ,  トポロジカルHall効果