抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成28(2016)年4月に発生した熊本地震では,熊本県益城町で地震観測史上初めて震度7が続けて2回記録されるなど,広い地域で木造建物等に大きな被害が発生しました。森林総合研究所では,震度7を観測した益城町や西原村のほか,熊本市や周辺地域の木造建物の被害状況について調査を行いました。その結果,昭和56(1981)年に強化された建築基準法の耐震基準を満たしていない木造住宅等に大きな被害が発生していた一方,新しい耐震基準を満足するように構造設計された中規模木造建物では,大きな被害は発生していないことが分かりました。(著者抄録)