文献

J-GLOBAL ID：201702230557440135   整理番号：17A1090304

細胞内バイオセンサーのためのフォルスター共鳴エネルギー移動ドナーとしての半導体量子ドット

Semiconductor Quantum Dots as Foerster Resonance Energy Transfer Donors for Intracellularly-Based Biosensors

著者 (7件)： FIELD Lauren D. (U.S. Naval Res. Lab., Washington, D.C., USA) ,  FIELD Lauren D. (Univ. Maryland, MD, USA) ,  WALPER Scott A. (U.S. Naval Res. Lab., Washington, D.C., USA) ,  SUSUMU Kimihiro (Sotera Defense Solutions, Inc., MD, USA) ,  OH Eunkeu (Sotera Defense Solutions, Inc., MD, USA) ,  MEDINTZ Igor L. (U.S. Naval Res. Lab., Washington, D.C., USA) ,  DELEHANTY James B. (U.S. Naval Res. Lab., Washington, D.C., USA)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 10078  ページ： 100780N.1-100780N.6  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光タンパク質を用いたフォルスター共鳴エネルギー移動(FRET)の問題点を克服して限界を超える目的で,発光半導体ナノクリスタルまたは量子ドット(QD)を作成して特性評価した。QDはサイズ可変光ルミネセンス,狭い発光プロファイルと広い励起プロファイル,光退色に対する耐性を有している。発光波長545nmのCdSe/ZnS(コア/殻)QDを作成した。それにキャッピングリガンドとしてCL4等を結合させた。細胞内イメージングを行うためにCOS-1細胞を用いた。その結果,細胞内FRETの効率と安定性はキャッピングリガンドの電荷と大きさに依存すること,およびアクセプター分子の質と位置に依存することを見出した。興味深いことに細胞外環境ではキャッピングリガンドに依存しないFRET効率が見られ,これは細胞質の複雑さと混雑度合いがFRETに影響していると考えられた。

シソーラス用語： *蛍光共鳴エネルギー移動 ,  *量子ドット ,  *バイオセンサ ,  色素タンパク質 ,  光センサ ,  ナノ結晶 ,  細胞生理 ,  光ルミネセンス ,  共役 ,  可視化 ,  物理的性質
準シソーラス用語： *半導体量子ドット ,  蛍光蛋白質 ,  光バイオセンサ ,  半導体ナノ結晶 ,  細胞内動態 ,  光物理的性質

分類 (4件)： 量子光学一般  (BD04010X) ,  医用素材  (GA05040H) ,  発光素子  (NC03082G) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K)

タイトルに関連する用語 (4件)： バイオセンサー ,  共鳴エネルギー移動 ,  ドナー ,  半導体量子ドット