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J-GLOBAL ID：201702230586012007   整理番号：17A1553511

広い選択性を有する化学分子の識別のためのSVMに基づく非修飾グラフェン発泡体化学センサ【Powered by NICT】

An unmodified graphene foam chemical sensor based on SVM for discrimination of chemical molecules with broad selectivity

著者 (10件)： Yue Weiwei (Shandong Province Key Laboratory of Medical Physics and Image Processing Technology, School of Physics and Electronics, Shandong Normal University, Jinan 250014, P. R. China. [e-mail]) ,  Hua Hongling ,  Tian Yanli ,  Li Jianing ,  Jiang Shouzhen ,  Tang Caiyan ,  Xu Shicai ,  Ma Yong ,  Ren Junfeng ,  Bai Chengjie
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 69  ページ： 43560-43566  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 従来の化学センサと比較して,本論文は表面の改質なしで種々の分子に対する広い選択性を持つ化学センサシステムを提案した。システムは,感知要素,電気抵抗時間領域検出システムとサポートベクトルマシン(SVM)同定システムとしての非修飾グラフェン発泡体から成っていた。化学センサは反応面積を増加させ,標的分子を検出するための感度を改善するために,3Dグラフェン発泡体を採用した。電気抵抗時間領域検出システムは異なる分子をリアルタイムでグラフェン抵抗曲線を記録するために構築した。電気抵抗曲線の多様な形状に基づいて,SVMを用いて,各抵抗曲線の特徴を抽出し,グラフェン修飾せずに各抵抗曲線のパターン認識による対応する分子を識別することであった。検証実験として,六種類の化学分子(クロロホルム,アセトン,エーテル,トルエン,エチルベンゼンおよびメタノール)を試験した。各分子の識別精度は98%以上の様々な分子の広い選択性を示すことができた。さらに,第一原理理論計算を通じて,著者らは,異なる分子によるグラフェンの種々のバンド構造は選択性を有する化学分子を識別するためのグラフェン化学センサシステムのための機構であると結論した。グラフェン化学センサの研究と応用のための新しい戦略をもたらす可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： バンド構造 ,  パターン認識 ,  エーテル ,  *グラフェン ,  第一原理 ,  三次元 ,  *化学センサ ,  サポートベクトルマシン ,  脂肪族アルコール ,  アルキルベンゼン ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族塩素化合物 ,  トリハロメタン
準シソーラス用語： 検証実験 ,  *発泡体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (5件)： メタノール ,  エチルベンゼン ,  トルエン ,  アセトン ,  クロロホルム

タイトルに関連する用語 (9件)： 選択性 ,  化学 ,  分子 ,  識別 ,  SVM ,  修飾 ,  グラフェン ,  発泡体 ,  化学センサ