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J-GLOBAL ID：201702230602239277   整理番号：17A0430941

フィルタ最適化によるトランス接続相判定手法

著者 (4件)： 寺西佑太 (富士通九州ネットワークテクノロジーズ(株)) ,  北島弘伸 ((株)富士通研究所) ,  菊地英幸 ((株)富士通研究所) ,  竹林知善 ((株)富士通研究所)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 137  号： 2  ページ： 110-116(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光発電の普及により,逆潮流による配電線の電圧上昇が問題となっており,そのリスク対策として,潮流計算に基づく配電系統のシミュレーションを行うことが有効である。シミュレーションの結果に大きな影響を及ぼす因子として,高圧線とトランスの繋がりを示すトランス接続相がある。本論では,スマートメータ,センサ付き開閉器で計測されるデータに統計的手法を適用し,配電網上のトランスの接続相を判定する従来法に対して,判定に有効な周波数成分を過去の判定結果から学習し,最適化したフィルタを適用する手法を提案した。本手法をシミュレーションにより評価した結果,従来法よりも接続相の判定精度が向上することが分かった。

シソーラス用語： 最適フィルタ ,  最適化 ,  *濾波器 ,  *電力変圧器 ,  *電力潮流 ,  *配電系統 ,  *電圧変動 ,  *潮流計算 ,  接続 ,  シミュレーション ,  精度 ,  フィルタ設計 ,  統計解析
準シソーラス用語： *電力フィルタ ,  *逆潮流 ,  推定精度 ,  相関分析

著者キーワード (10件)： トランス ,  接続相 ,  フィルタ設計 ,  フィルタ最適化 ,  相関分析 ,  transformer ,  connection phase ,  filter design ,  filter optimization ,  correlation analysis

分類 (1件)： 変圧器  (NB08020Q)

引用文献 (11件)：

• (1) H. Kitajima: “A Study on the Operational Risk Optimization for Smart Grid”, PhD Thesis, The Graduate University for Advanced Studies (SOKENDAI) (2015) (in Japanese)
• 北島弘伸:「スマートグリッドにおけるオペレーショナルリスク最適化の研究」, 総合研究大学院大学複合科学研究科博士論文(2015)
• (2) Y. Teranishi, H. Kikuchi, K. Koyanagi, and R. Yokoyama: “Development of Power Flow Simulator for Distribution System-Modeling transformers considering unbalanced loads and verification-”, 2013 National Convention Record IEE Japan, pp. 291-292 (2013) (in Japanese)
• 寺西佑太・北島弘伸・小柳 薫・横山隆一:「配電系統向け潮流シミュレータの開発-不平衡負荷を考慮した単相3線式変圧器モデルの検証-」, 平成25年電気学会全国大会, No. 6, pp. 291-292 (2013)
• (3) Y. Teranishi, H. Kitajima, H. Kikuchi, and T. Takebayashi: “A method of judging phase of transformers by using smart meter data”, 2014 National Convention Record IEE Japan, No. 6, pp. 284-285 (2014) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (3件)： 最適化 ,  トランス ,  手法