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J-GLOBAL ID:201702230641668427   整理番号:17A0460701

水ヤムイモ(Dioscorea alata L.)は低稔性土壌条件で成長できる

Water Yam (Dioscorea alata L.) is Able to Grow in Low Fertile Soil Conditions
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 8-14  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: F0874B  ISSN: 1882-8450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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水ヤムイモ(Dioscorea alata L.)の成長に及ぼす施肥の影響は,十分に理解されていない。窒素利用の重要性は実証されてきた。しかし,要求最小量は不明のままである。2013年4月から2014年1月まで,日本沖縄県,宮古島での低稔性土壌条件下で,本研究は水ヤムイモの成長を調べた。尿素利用(N 処理)による成長と,尿素なし(対照)での成長とを比較した。貧弱な有機物を有する土壌で,N処理は成長や塊茎産出に及ぼす影響を全く持たなかった。対照植物で黄変葉を観察したが,それは収穫終了まで成長を続けた。水ヤムイモ(cv.No.511)は,例えば宮古島の完新世石灰石土壌のような低稔性土壌条件下で成長できることを,所見は示唆する。窒素が尿素から吸収されたことと,しかし,対照植物における窒素の供給源は同定されなかったことを,N処理植物のδ15N値は示唆した。その上,対照植物のδ15N値は,サツマイモにおけるように成長と共に減少した。そしてそれは,窒素固定内生菌と関係することが知られている。これと調和して,N処理と対照植物の成長比較は,さらなる明確化が求められるが,水ヤムイモは空気からも窒素を吸収することを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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いも類  ,  土壌の肥沃性  ,  施肥法・肥効 
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