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J-GLOBAL ID：201702230713388692   整理番号：17A1091136

自閉症スペクトラム障害を有する成人における作用予測時の社会的事前分布に対する感受性の低下【Powered by NICT】

Reduced sensitivity to social priors during action prediction in adults with autism spectrum disorders

著者 (7件)： Chambon Valerian (Institut Jean Nicod, CNRS UMR 8129, Institut d’Etude de la Cognition, Ecole Normale Superieure & PSL Research University, 29 rue d’Ulm, 75005 Paris, France) ,  Chambon Valerian (Department of Neuroscience, Biotech Campus - University of Geneva, 1211 Geneva, Switzerland) ,  Farrer Chloe (Centre de Recherche Cerveau et Cognition, Universite de Toulouse, UPS-CNRS, Place du Docteur Baylac, Pavillon Baudot, 31059 Toulouse, France) ,  Pacherie Elisabeth (Institut Jean Nicod, CNRS UMR 8129, Institut d’Etude de la Cognition, Ecole Normale Superieure & PSL Research University, 29 rue d’Ulm, 75005 Paris, France) ,  Jacquet Pierre O. (Laboratoire Psychologie de la Perception, CNRS UMR 8242, Universite Paris-Descartes, 45, rue des Saints-Peres, 75006 Paris, France) ,  Leboyer Marion (INSERM U955, IMRB, University Paris Est Creteil, AP-HP, Henri Mondor-Albert Chenevier Hospitals, Department of Psychiatry, Fondation FondaMental, French National Science Foundation, 40 rue de Mesly, 94000 Creteil, France) ,  Zalla Tiziana (Institut Jean Nicod, CNRS UMR 8129, Institut d’Etude de la Cognition, Ecole Normale Superieure & PSL Research University, 29 rue d’Ulm, 75005 Paris, France)
資料名： Cognition  (Cognition)
巻： 160  ページ： 17-26  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2788A  ISSN： 0010-0277  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大量の証拠は自閉症スペクトラム障害(ASD)患者における他の人々の作用を予測し,理解する能力の減少を報告した。最近,二つの理論的説明,「低事前確率」と「異常な精度」仮説は,弱毒化Bayes事前分布または事前予測に関連した感覚証拠に起因精度の不均衡は,ASDの行動理解を伴う非定型知覚経験と困難の原因である可能性があることを示唆している。本研究では,他人の意図の評価の難しさはこの二種類の情報の間の異常な相互作用によって説明することができるかどうかを直接検討することを目的とした(i)動作運動学によって伝達される感覚証拠,および(ii)オブザーバの期待,過去の経験から得られたまたは事前知識から導出した。この仮説を試験するために,著者らは心房中隔欠損を伴わない成人における非社会的および社会的意図を推論するため,官能的証拠と事前予測の両方が操作したタスクの系列を用いてする能力を対比した。結果は,ASDの個人における事前予測の減衰効果はメンタライジングにおける一般化された障害が,社会的意図に閉じ込められた一によるものではないことを示した。社会領域における減衰事前分布は社会的相互作用の領域における臨床症状の重症度を予測した。重要なことが,社会的領域における事前確率の減少は観察学習,すなわちによるASDによって補償され観察された挙動から統計的規則性を導出する方法であることを見出した。バランスにこの能力は反復と常同行動の重症度と逆相関学習による社会的期待を減少させた。まとめると,これらの知見は,ASDを持つ成人は他の人々の意図に関する正確な推論を生成するために事前信念に感覚証拠を統合した推論機構に障害を示すことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *感受性 ,  患者 ,  相互作用 ,  *予測 ,  推論マシン ,  事前確率 ,  学習
準シソーラス用語： 逆相関 ,  観察学習 ,  重症度 ,  社会的相互作用 ,  事前知識 ,  不均衡 ,  *事前分布 ,  *自閉症スペクトラム障害 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： メンタライジング ,  行動予測 ,  事前知識 ,  感覚証拠 ,  Bayes推論 ,  自閉症スペクトラム障害

分類 (2件)： 精神障害  (GR03000A) ,  精神科の基礎医学  (GR01020I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 自閉症スペクトラム障害 ,  成人 ,  予測 ,  社会 ,  事前分布 ,  感受性