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J-GLOBAL ID:201702230723204156   整理番号:17A0800460

チリ北部で産出される太陽光用塩類の熱的性質と高温度での経時変化

Thermal characterization of solar salts from north of Chile and variations of their properties over time at high temperature
著者 (4件):
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巻: 128  号:ページ: 1241-1249  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: H0095C  ISSN: 1388-6150  CODEN: JTHEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究の目的は,エネルギー貯蔵のために溶融塩貯蔵系として成分混合物(60w%NaNO3+40w%KNO3)がよく使用されているが,その代替物質として新しく低コストの塩混合物を設計することである。そのための重要な要素はこれら溶融塩が低い粘性と熱安定性をもつことである。本研究では,上記の2成分系に加えて,3成分系30w%LiNO3+60w%KNO3+10w%Ca(NO3)2と30w%LiNO3+60w%NaNO3+10w%Ca(NO3)2および4成分系10w%LiNO3+10w%Ca(NO3)2+20w%NaNO3+60w%KNO3について溶融状態での粘性と熱安定性について比較検討する。KNO3に対してNaNO3のw%が高くなるにつれて融点が高くなり,粘性も高くなるために,集光太陽光発電(CSP)へ応用される熱エネルギー貯蔵系としての価値が減少する。等温熱重量計から得られた結果は,通常用いられている2成分系溶融塩は時間とともに安定性を失い,したがってエネルギー貯蔵容量を減ずる。結論として,溶融塩の最高の稼働温度は,一たん塩の分解が始まると継続する傾向があるから,熱重量計から得られる分解開始曲線の直前の温度に設定すべきである。
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分類 (1件):
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融解塩 

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