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J-GLOBAL ID：201702230769382379   整理番号：17A1059890

ロピバカイン,ブピバカインとトリアムシノロンにおける線維芽細胞,腱細胞,及びヒト間葉系幹細胞の比較壊死とアポトーシス誘導能の細胞毒性【Powered by NICT】

Cell Toxicity in Fibroblasts, Tenocytes, and Human Mesenchymal Stem Cells-A Comparison of Necrosis and Apoptosis-Inducing Ability in Ropivacaine, Bupivacaine, and Triamcinolone

著者 (7件)： Zhang Anja Z. (Department of Orthopaedic Surgery, Physical Medicine and Rehabilitation, University Hospital of Munich, Munich, Germany) ,  Ficklscherer Andreas (Orthopaedie Oberland, Bavaria, Germany) ,  Guelecyuez Mehmet F. (Department of Orthopaedic Surgery, Physical Medicine and Rehabilitation, University Hospital of Munich, Munich, Germany) ,  Paulus Alexander C. (Department of Orthopaedic Surgery, Physical Medicine and Rehabilitation, University Hospital of Munich, Munich, Germany) ,  Niethammer Thomas R. (Department of Orthopaedic Surgery, Physical Medicine and Rehabilitation, University Hospital of Munich, Munich, Germany) ,  Jansson Volkmar (Department of Orthopaedic Surgery, Physical Medicine and Rehabilitation, University Hospital of Munich, Munich, Germany) ,  Mueller Peter E. (Department of Orthopaedic Surgery, Physical Medicine and Rehabilitation, University Hospital of Munich, Munich, Germany)
資料名： Arthroscopy: Journal of Arthroscopic and Related Surgery  (Arthroscopy: Journal of Arthroscopic and Related Surgery)
巻： 33  号： 4  ページ： 840-848  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3188A  ISSN： 0749-8063  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 線維芽細胞,腱細胞およびヒト間葉系幹細胞におけるアポトーシスと壊死を誘導するロピバカイン,ブピバカインとトリアムシノロンの能力を解析すること。ヒト皮膚線維芽細胞,脂肪由来ヒト間葉系幹細胞(hMSC),および腱板腱から得られた腱細胞は0.5×10~4/cm~2の細胞密度を播種した。ロピバカイン,ブピバカインとトリアムシノロンの一つの試験片は,各試験片の0.5%,0.25%,及び0.125%の異なる濃度を持つ細胞に別々に試験した。負制御を受ける剤,媒質ののみ変化しなかった。各エージェントのための潜伏期間は30分であった。中と1時間,24時間,7日間の培養の変化後,アネキシンVとプロピジウムヨージドによる二重染色と蛍光活性化細胞選別を介して採取し,分析した10~4細胞。一元配置分散分析の単変量一般線形モデルをSPSS統計23群間で有意差(P<.05)を決定するために統計的解析を行った。ブピバカインは線維芽細胞と腱細胞の壊死誘導効果を示し,壊死効果は0.5%と0.25%でピークに達した。ロピバカインとトリアムシノロンは顕著な壊死の原因とはならなかった。線維芽細胞と腱細胞と比較して,hMSCはブピバカインに曝露後に顕著な壊死またはアポトーシス効果を示さなかった。全体として,アポトーシスに有意差は,異なる細胞系,種々の濃度,または時間測定間で検出されなかった。ブピバカイン0.5%と0.25%が線維芽細胞と腱細胞に最も壊死誘導効果を有していた。ロピバカインはbupivaineよりも壊死が少なかった。線維芽細胞と腱細胞と比較して,hMSCは試験した薬剤のいずれかを用いた壊死により影響を受けなかった。顕著なアポトーシス誘導作用は,異なる細胞系に検出されなかった。可能な細胞毒性は局所麻酔薬およびコルチコステロイドを用いた関節内注射に対する懸念の問題を提起する。本研究では,ロピバカイン,ブピバカインとトリアムシノロンの壊死およびアポトーシス効果を示し,局所麻酔薬とステロイドの関節内使用のための勧告を与える可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ヒト ,  *線維芽細胞 ,  副腎皮質ホルモン ,  *細胞毒性 ,  ステロイド ,  *アポトーシス ,  局所麻酔薬 ,  *壊死 ,  統計解析 ,  ステロイドホルモン ,  有機フッ素化合物 ,  グルココルチコイド ,  エノン ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  ジケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  カルボアミド
準シソーラス用語： アネキシンV ,  *アポトーシス誘導 ,  *ヒト間葉系幹細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  皮膚の基礎医学  (GF01020Y)

物質索引 (3件)： トリアムシノロン ,  ブピバカイン ,  ロピバカイン

タイトルに関連する用語 (9件)： ロピバカイン ,  ブピバカイン ,  トリアムシノロン ,  線維芽細胞 ,  腱細胞 ,  ヒト間葉系幹細胞 ,  壊死 ,  アポトーシス誘導 ,  細胞毒性