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J-GLOBAL ID:201702230825120357   整理番号:17A1234433

マウス脳の4領域における発情周期中のトランスクリプトームの安定性【Powered by NICT】

The stability of the transcriptome during the estrous cycle in four regions of the mouse brain
著者 (4件):
資料名:
巻: 525  号: 15  ページ: 3360-3387  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0684B  ISSN: 0021-9967  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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はこれら四脳領域における発情周期特異的変化を決定するために,C57BL/6Jマウスの視床下部,海馬,新皮質,および小脳のトランスクリプトームを分析した。はほぼ16,000遺伝子は脳領域のうち1つかそれ以上において存在するが,~1.3%,210遺伝子のみが発情周期の結果として変化した。海馬は差次的に発現した遺伝子(DEGs)の最大数(82),続いて新皮質(76),視床下部(63),小脳(26)を有している。これらのDEGs(186/210)の大部分は,四脳領域の一つのみにおいて差別的に発現される。鍵となる発見は,成長ホルモン(Gh)とプロラクチン(Prl)のユニークな発現パターンである。GhとPrlは発情周期(発情後期)のただ一つの段階で発現していることのみDEGである。DEGの機能への洞察を得るために,著者らは遺伝子オントロジーと表現型濃縮を調べ,髄鞘形成,ホルモン刺激,および異常なホルモンレベルと関連遺伝子の顕著な富化を見出した。さらに,210DEGの61は脳におけるエストロゲンに応答して変化することが知られている。発情サイクルの結果として特異的に発現する210遺伝子のうち50はミエリンと寡突起神経こう細胞に関連していると視床下部における63DEGの12はオリゴデンドロサイトおよびミエリン特異的遺伝子である。トランスクリプトーム解析は雌マウス脳における遺伝子発現は発情周期中の著しく安定であることを明らかにし,変動する遺伝子は機能的に関連していることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
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分類 (2件):
分類
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遺伝子発現  ,  中枢神経系 
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