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J-GLOBAL ID：201702230844810996   整理番号：17A0527008

n型熱電気セラミック酸化物の作製のプロトコル,特性評価と最適化

Protocols for the Fabrication, Characterization, and Optimization of n-Type Thermoelectric Ceramic Oxides

著者 (8件)： BOSTON R. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  SCHMIDT W. L. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  LEWIN G. D. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  IYASARA A. C. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  LU Z. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  ZHANG H. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  SINCLAIR D. C. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR) ,  REANEY I. M. (Univ. Sheffield, Sheffield, GBR)
資料名： Chemistry of Materials  (Chemistry of Materials)
巻： 29  号： 1  ページ： 265-280  発行年： 2017年01月10日 
JST資料番号： T0893A  ISSN： 0897-4756  CODEN： CMATEX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱電気用の酸化物セラミックの調製法,構造解析法と熱電気特性の制御と測定についてまとめた。p型酸化物セラミックでは,性能指数ZT>1の材料が見出されているが,n型酸化物セラミックでは見出されていない。そこでn型酸化物セラミック作製のプロトコルを示した。セラミック前処理では乾燥,吸着ガスの除去が組成制御に重要であり,またボールミル粉砕で粒径を小さくすることが均一なセラミックを得るのに必要なことを示した。またコンタミネーションを小さくする必要性を示した。次に粉末を加圧焼結してペレットを作製し,均一な試料を作製する方法を解説した。次に得られた試料についてX線回折と収差補正の暗視野電子顕微鏡像からの構造解析を示した。さらに熱電気特性,熱伝導率k.電気伝導率σとSeebeck係数の測定法と制御する方法を詳細に解説した。最後に最近異方性材料が多く配向制御も重要なことを述べた。また中間温度(300~700°C)での性能比較が重要であるとした。

シソーラス用語： 電気特性 ,  *ファインセラミック ,  焼結 ,  前処理 ,  構造解析 ,  *N型半導体 ,  X線回折 ,  *熱伝導率 ,  *電気伝導率 ,  *輸送係数 ,  *性能指数 ,  ペレタイジング ,  電子顕微鏡
準シソーラス用語： 熱電気特性 ,  *酸化物セラミックス ,  暗視野電子顕微鏡 ,  Seebeck係数 ,  ペレット化

分類 (2件)： その他の無機化合物の電気伝導  (BM03044O) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 熱電気 ,  セラミック ,  酸化物 ,  作製 ,  プロトコル ,  特性評価 ,  最適化