抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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標題連載の最終回として,「ドライスラリー」を調製できるか,これまでの論考を振り返りながら結論付けた。スラリー中の粒子は懸濁状態なので,空気中でも同じような懸濁状態になる粒子範囲を沈速度が同じ条件で求め,コロナ放電などにより粒子を帯電させ反発力を働かせると,粒子は凝集することなく分散状態が保たれるのではないかと推測した。推測の検証を行うと,机上の論議ではあるが,「ドライスラリー」を完全否定する結論でもなかった。実用化の観点から検討すると,解くべき技術的問題が山積みしているようであった。空気中と水中の違いの原因は電気二重層を形成するか否かにあると思われた。