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J-GLOBAL ID:201702230932681889   整理番号:17A1223704

養殖技術講座-赤潮対策-第4回 海底耕耘を活用した有害赤潮の発生抑制の試み

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巻: 54  号: 11  ページ: 49-52  発行年: 2017年10月01日 
JST資料番号: G0742B  ISSN: 2187-1442  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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環境に最も優しい赤潮対策として生物的防除が期待されている。ChattonellaやKarenia mikimotoiなどの有害鞭毛藻類による赤潮発生時に水中に珪藻類が少ない現象が知られており,海底に大量に眠る珪藻の休眠期細胞に光を当て,発芽・復活させた栄養細胞の増殖によって水中の栄養塩を吸収させる方策が提案されていた。その具体策として,海底耕耘を生物学的赤潮防除技術として提案できる。海底耕耘はもともと沿岸域の劣化した漁場を改善するための技術であり,全国の沿岸域で一般的に実施されている。2016年7月に広島県鞆の浦の有害赤潮鞭毛藻類がある程度発生している浅海域で海底耕耘を実施した結果,珪藻類が卓越し,明らかにChattonellaの増殖が抑制された。また海底耕耘によって海底泥が巻き上げられて生じた海水中の植物プランクトンは,その後珪藻類が卓越することがボトル実験によって確認された。その他,赤潮防除と漁場改善の同時達成が技術的に可能であることについて記述した。
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分類 (2件):
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プランクトン  ,  水産土木 

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