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J-GLOBAL ID：201702230970409030   整理番号：17A0946562

振動工学の要点

著者 (1件)： 武田信之 (武田工学技術士事務所)
資料名： LEMA  (LEMA)
号： 528  ページ： 98-103  発行年： 2017年07月31日 
JST資料番号： G0179A  ISSN： 1343-9995  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 振動現象は,自由振動,強制振動,自励振動に大別できる。本稿では,まず,多自由度系の「ばね質量モデル」の運動方程式を示し,連続体の固有振動数の算出式を紹介した。次に,ドラムブレーキのブレーキ鳴き対策への応用について説明した。そして,ドラムブレーキの鳴き対策への応用では,1)ドラムブレーキの構造,2)ドラムおよびシューの固有モードと固有振動数,3)ブレーキ鳴き対策,4)非対称シューの開発,5)実験結果,6)構造解析の確認,7)シューのリム圧変更による非対称シュー,の項目を設け,各項目について詳しく説明した。そして,振動の解析は,振動体を単純なばね質量モデルで検討してみることが必要であり,実験により「固有値」「伝達関数」「振動モード」「共振角振動数」の解析が重要になると結んだ。

シソーラス用語： 自由振動 ,  強制振動 ,  自励振動 ,  *運動方程式 ,  連続体 ,  *固有振動数 ,  *ドラムブレーキ ,  固有モード ,  構造解析 ,  固有値 ,  伝達関数 ,  振動モード ,  振動数
準シソーラス用語： *バネ質量モデル ,  *ブレーキ鳴き ,  振動工学 ,  *多自由度系

分類 (2件)： 振動論  (BB02020O) ,  ブレーキ装置  (QG03030K)

引用文献 (2件)：

• 機械工学:機械力学;日本機械学会編
• 詳解 振動工学;武田信之, 共立出版, 2010

タイトルに関連する用語 (1件)： 振動工学