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J-GLOBAL ID：201702231001979471   整理番号：17A1017023

多剤耐性Acinetobacter baumaniiの治療に対するプロイロムチリン誘導体とドキシサイクリン

A New Combination of a Pleuromutilin Derivative and Doxycycline for Treatment of Multidrug-Resistant Acinetobacter baumannii

著者 (8件)： SIRICILLA Shajila (Univ. Tennessee Health Sci. Center, Tennessee, USA) ,  MITACHI Katsuhiko (Univ. Tennessee Health Sci. Center, Tennessee, USA) ,  YANG Junshu (Univ. Minnesota, Minnesota, USA) ,  ESLAMIMEHR Shakiba (Univ. Tennessee Health Sci. Center, Tennessee, USA) ,  LEMIEUX Maddie R. (Univ. Tennessee Health Sci. Center, Tennessee, USA) ,  MEIBOHM Bernd (Univ. Tennessee Health Sci. Center, Tennessee, USA) ,  JI Yinduo (Univ. Minnesota, Minnesota, USA) ,  KUROSU Michio (Univ. Tennessee Health Sci. Center, Tennessee, USA)
資料名： Journal of Medicinal Chemistry  (Journal of Medicinal Chemistry)
巻： 60  号： 7  ページ： 2869-2878  発行年： 2017年04月13日 
JST資料番号： D0102A  ISSN： 0022-2623  CODEN： JMCMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： A. baumaniiは,各種の疾患を生じる,ヘルスケアと関係したグラム陰性細菌であり,特に免疫系が低下したヒトに感染症を生じる。多剤耐性頻度の有意な増加は,この菌を新興の日和見感染菌にしている。近年,多剤耐性A.baumaniiが,イラクおよびアフガニスタンでの兵役経験者で報告されている。プレウロムチリンは,60S rRNAサブユニットに強く結合する天然物である。2種類のプレウロムチリン誘導体,チアムリンとバルネムリンが,獣医学分野で開発されている。ドキシサイクリンと強い相互作用を示す,プロイロムチリン誘導体を同定した。選別したプレウロムチリン誘導体とドキシサイクリンの併用は,薬剤感受性および耐性A.baumaniiに対し殺菌作用を示した。

シソーラス用語： Acinetobacter ,  *多剤耐性 ,  *抗細菌薬 ,  化合物 ,  テトラサイクリン類 ,  日和見感染 ,  イラク共和国 ,  アフガニスタン・イスラム共和国 ,  職種別従事者 ,  *併用効果 ,  *薬剤感受性 ,  *殺菌作用 ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  カルボアミド ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  ケト酸 ,  ジケトン ,  第三アミン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  スルフィド ,  架橋化合物 ,  ビニル化合物 ,  脂環式アルコール ,  脂環式ケトン ,  三環ジテルペン ,  カルボン酸エステル ,  ジオール
準シソーラス用語： Acinetobacter baumannii ,  *細菌多剤耐性 ,  誘導体 ,  軍人

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (3件)： プロイロムチリン ,  ドキシサイクリン ,  チアムリン

タイトルに関連する用語 (6件)： 多剤耐性 ,  Acinetobacter ,  治療 ,  プロイロムチリン ,  誘導体 ,  ドキシサイクリン