抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多数の堰を具えた湯道を模した配管系を作り,水を流してベルヌーイの式で管内の水圧と流速を計算し,結果を実測値と比較してこの種の装置の設計へのベルヌーイの式の有効性を論じた。配管系は130mm径の湯道相当管を水平面上に鳥居形に設置し,鳥居の上辺の中央に押湯相当管を垂直に立て,その上に槽を設けて槽内の液面を一定に維持した構造である。鳥居の両脚を構成する2本の湯道は途中で別の湯道で相互に連結され,鳥居の下辺を構成している。鳥居の右側の脚の湯道には先の方に向かって119mm毎に堰を摸した弁が6箇所,左側の脚の湯道にはこれが1箇所設けられている。これら7つの堰の開閉状態を組み合わせた合計7つの状態で,配管系の中の所定の位置で水圧と流量の計算と測定を行ない相互に比較した。堰からの流出量は8Lとした。それに必要な時間は50~200秒であった。ベルヌーイの式は多数の堰の付いた湯道に関するデータの収集に有効と考ええられた。