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J-GLOBAL ID:201702231119698221   整理番号:17A0492037

1,1-ジアミノ-2,2-ジニトロエチレン(FOX-7)の新しい役割: 2つの予想外の反応

The new role of 1,1-diamino-2,2-dinitroethylene (FOX-7): two unexpected reactions
著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 168-176  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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FOX-7とヒジラジノ化合物の二通りの予想外の反応により,2種類の斬新なFOX-7の誘導体,2-メチル-5-ニトロ-1,2,3-トリアゾール-4-アミン(MNTzA)と1,5-ビス(1-アミノ-2,2-ジニトロビニル)カルボノヒドラジド(BADCh)),を合成し,そして,2つの反応プロセスを分析した。MNTzAを形成する反応は,2,4,5-三置換1,2,3-トリアゾール化合物の合成では珍しいものであった。2つの化合物の構造を,NMR,単結晶X線結晶学と理論的な計算によって研究した。MNTzAは,単位格子につき4つの分子を持つ単斜晶P2(1)/n空間群で結晶化し,そして,各々の分子は良い共面性を示していた。しかし,BADChはそれに‘W’形状を与える顕著な構造歪曲を示し,そして,二つの非常に分極化したC-C二重結合を有していた。2つの化合物のDSC分析と爆発特性を,FOX-7とRDXのそれらと比較し,そして,MNTzAが他の複雑な2,4,5-三置換1,2,3-トリアゾール化合物を合成するために利用できる中間体であること,そして,BADChが優れたエネルギー物質であり,FOX-7とRDXと比較して,良い熱安定性(熱分解ピーク温度>250°C),低感度(衝撃感度>19.6Jと摩擦感度16%を与える)と類似した爆発特性(爆発圧32.1GPaと爆発速度8.6 km s-1)を示す結果を得た。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (1件):
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脂肪族ニトロ・ニトロソ化合物 
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