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J-GLOBAL ID：201702231121391039   整理番号：17A1609548

チタンインプラントの幹細胞媒介機能化

Stem cell-mediated functionalization of titanium implants

著者 (6件)： INGRASSIA Deanna (New York Stem Cell Foundation Res. Inst., NY, USA) ,  SLADKOVA Martina (New York Stem Cell Foundation Res. Inst., NY, USA) ,  PALMER Michael (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  XIA Wei (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  ENGQVIST Hakan (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  DE PEPPO Giuseppe Maria (New York Stem Cell Foundation Res. Inst., NY, USA)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Medicine  (Journal of Materials Science. Materials in Medicine)
巻： 28  号： 9  ページ： 133,1-12  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： W0004A  ISSN： 0957-4530  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,ヒト幹細胞を用いた表面修飾によるチタン(Ti)インプラントの高機能化を検討した。ヒト人工多能性幹細胞由来間葉系前駆細胞(iPSC-MP)細胞を,骨形成条件下,Tiディスク上で2週間培養し,4種類の異なる脱細胞化法により試料を処理して機能化Tiディスクを調製した。これらのTiディスクに新鮮なヒトiPSC-MP細胞を播種し,細胞挙動に及ぼす幹細胞媒介表面機能化の影響を調べた。異なる脱細胞化により多様な修飾表面が形成され,この修飾表面がヒトiPSC-MP細胞の増殖を促進し,発達や分化に関与する遺伝子の発現に影響を与え,さらにアルカリホスファターゼの放出を刺激することが判明した。これらの結果は,ヒト幹細胞が,高い生物学的複雑性や様々な機能性被膜の設計に利用できることを示している。

シソーラス用語： *歯科インプラント材 ,  幹細胞 ,  *表面改質 ,  ヒト ,  *iPS細胞 ,  *細胞 ,  *骨形成 ,  処理 ,  細胞培養 ,  遺伝子発現 ,  酵素活性度 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  X線光電子分光法 ,  リアルタイムPCR法
準シソーラス用語： *チタンインプラント ,  *表面修飾 ,  *人工多能性幹細胞 ,  *間葉系前駆細胞 ,  脱細胞化 ,  細胞播種 ,  アルカリホスファターゼ活性 ,  SEM【顕微鏡】 ,  エネルギー分散X線分光法 ,  XPS分析 ,  リアルタイムPCR

分類 (5件)： 医用素材  (GA05040H) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  歯科材料  (GT06000B)

タイトルに関連する用語 (2件)： チタンインプラント ,  幹細胞