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J-GLOBAL ID：201702231144577895   整理番号：17A0983077

M40Jグラファイト繊維表面分子自己集合とそのエポキシ複合材料の性能

M40J graphite fiber surface molecular self-assembly and the performance of its epoxy composite

著者 (4件)： ZHANG Chunhua (Harbin Inst. of Technol., Harbin, CHN) ,  ZHANG Qi (Harbin Inst. of Technol., Harbin, CHN) ,  LIU Yuxi (MChuzhou Univ., Chuzhou, CHN) ,  LIAO Rong (First Affiliated Hospital of Chongqing Medical Univ., Chongqing, CHN)
資料名： Journal of Adhesion Science and Technology  (Journal of Adhesion Science and Technology)
巻： 31  号： 13-16  ページ： 1735-1745  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： T0475A  ISSN： 0169-4243  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラファイト繊維を用いた複合材料では,繊維/樹脂界面の性状が全体の機械的性質に大きな影響を及ぼすことが知られている。本研究においては,グラファイト繊維の表面をナノAg/トリエチレンテトラミン(TETA)の分子自己集合(MSA)機能を利用して改質する試みを行なうと共に,エポキシ樹脂との複合材料を作製して,特性を評価した。M40Jグラファイト繊維を供試材とし,初めにAgNO₃を用いて繊維表面上にAgをめっきし,これをTETAを含む溶液に浸漬することで処理を行なった。この表面改質についてRaman分光による解析を行なうとともに,エポキシ樹脂との複合材料を作製し,ナノ圧縮試験を用いて機械的性質を評価した。この結果,MSA処理したグラファイト繊維を用いた複合材料は未処理繊維を用いたものより,層間せん断強さおよび曲げ強さいずれも向上することを明らかにした。

シソーラス用語： *黒鉛繊維 ,  銀めっき ,  分子 ,  自己集合 ,  エポキシ樹脂 ,  *複合材料 ,  *曲げ強さ ,  剪断強さ ,  *表面改質 ,  脂肪族アミン ,  ジアミン ,  第一アミン ,  第二アミン

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  仕上げ  (YM06030F)

物質索引 (1件)： トリエチレンテトラミン

タイトルに関連する用語 (4件)： グラファイト繊維 ,  分子 ,  自己集合 ,  複合材料