抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:老年性敗血症性ショック患者の容量反応性に対する小容量負荷容量試験(Low-VE)と脈拍輪郭分析技術(PiCCO)の併用の予測価値を検討する。方法:前向き観察性コホート研究方法を採用し、2014-05~2016-04の当院の重症医学科で治療した46例の老年感染性ショック患者を選択した。実験の前に,LowVE-VE(1分以内に100mlの生理食塩水を注入)と容量負荷試験(VE)後(10分以内に250mLの生理食塩水を注入)の3つの段階で血行動態学指標を記録した。VE後の一回拍出量変化(ΔSVVE)により、患者を液体蘇生反応群(ΔSVVE≧15%)と液体蘇生反応群(ΔSVVE<15%)に分けた。受信者の動作特性(ROC)曲線を描き、各血流動力学指標による容量反応性の敏感度と特異度を予測する。結果:46例の患者のうち16例が反応群、30例が無反応群であった。反応群において,LSV-VEによって誘発されたSV値(ΔSV)と心臓排出量(CO)の変化(ΔCO Low-VE)は,非反応群に比して有意に高かった[(11.0±3.5)%対(4.6±2.7)%,t=6.882(P=0.000)](t=4.857,P=0.000)..・・・.......................,..................................................................................................................................................................2つの群の間では,収縮期血圧(SBP),平均動脈圧(MAP),脈圧(PP),心拍数(HR)の変化(ΔSBP Low-VE,ΔMAP Lw-VE,ΔPP Low-VE)は,有意差を示さなかった(P>0.05)。ROC曲線下面積(AUC)は0.928±0.042(P=0.000)で,感度は81.2%,特異性は93.3%であった(ΔSV LowVE-VE≧8.1%)。ΔCO Low-VE≧6.3%で予測された患者の容量反応性のAUCは0.858±0.057(P=0.000)、感度は87.5%、特異度は73.3%であった。結論:老年性感染性ショック患者において、Low-VEによるSV及びCO変化値は正確に容量反応性を予測できるが、それによるSBP、MAP、PP、HRの変化値及び心拍数変異率(SVV)はいずれも容量反応性を有効に予測できない。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】