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J-GLOBAL ID:201702231259084110   整理番号:17A1245505

実験的温暖化はチベット永久凍土における土壌窒素シンクを増加させた【Powered by NICT】

Experimental warming increased soil nitrogen sink in the Tibetan permafrost
著者 (4件):
資料名:
巻: 122  号:ページ: 1870-1879  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2384A  ISSN: 2169-8953  CODEN: JGREA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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永久凍土土壌では,温暖化がN変換を刺激することにより,または凍結撹乱,繰返し凍結融解による土壌層の混合物を増強することにより窒素(N)サイクルを調節する。植物と土壌のN同位体値(δ~15N)は,青海チベット高原の永久凍土に影響を受け高山草原における7年間の温暖化実験で調査した。結果は,温暖化は有意に植物(地上および地下部)および異なる土壌画分(粘土とシルト画分,凝集体,およびバルク土壌)におけるδ~15Nを減少させることを明らかにした。減少した土壌δ~15Nはより大きなN固定による土壌Nストックの増加と関連していた。温暖化植物と土壌鉱物画分における増加N保持は土壌無機Nの減少,土壌δ~15Nの硝化/脱窒の役割を制約した,開放Nサイクルよりもむしろ拘束を示唆した。さらに,より深い層へ~137Csの下方再分布により同定された温暖化の下での強化された凍結撹乱は形質転換からのN保護を促進した。全体として,土壌の減少δ~15nは温暖化条件下での永久凍土生態系における硝化と脱窒によるN損失に比べて固定によるN入力のより高い速度を示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生態系  ,  雪氷学  ,  土壌物理  ,  環境問題  ,  気候学,気候変動 

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