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J-GLOBAL ID:201702231263703086   整理番号:17A1060976

水溶液中の酸-塩基指示薬染料のイオン化定数に及ぼすポリ(ナトリウム4-スチレンスルホナート)の影響【Powered by NICT】

Effect of poly (sodium 4-styrenesulfonate) on the ionization constants of acid-base indicator dyes in aqueous solutions
著者 (5件):
資料名:
巻: 527  ページ: 132-144  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0539B  ISSN: 0927-7757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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現在,界面活性剤ミセル中に固定した指示薬の酸塩基平衡を徹底的に調査した。対照的に,高分子電解質と類似した研究は,ほとんどない。その結果,水溶液中の染料と高分子電解質の相互作用は長い間研究されてきたが,研究は主にメタクロマジーおよびソルバトクロミズムまで添加した。pH指示薬の酸-塩基相互作用のための媒体としてのポリイオンコイルの性質はあまり解明されていた。本論文では,このギャップを埋めるある程度ことを目的としている。指標染料をポリ(ナトリウム4-スチレンスルホナート),NaPSSの水溶液中で分光光度法により調べ,分子量≒70×10~3g mol~ 1であった。このコロイド系を動的光散乱法により特性化した。は異なる構造と荷電タイプの染料,ニュートラルレッド,メチルイエロー,ローダミンB,プソイドイソシアニン,キナルジン赤,ピナシアノールの一連の見かけのイオン化定数,Kapp,を報告した。指標のKa app値は,高分子電解質濃度と溶液のイオン強度によって大きく影響した。適切な高分子電解質の選択:染料濃度比は染料のメタクロマジーの干渉影響を避けることができる。水における値と比較してapp p Kのシフト,p K aw,研究した染料によって異なり,陰イオン界面活性剤ドデシル硫酸ナトリウム,NaDSのミセル溶液における同じ化合物で観察されたものと定性的に一致した。効果は,しかし,NaDSミセルよりも,より少なく発現した。これは,(i)バルク相の同じイオン強度でNaDSミセルのそれと比較してNaPSSコイルのより少ない負のゼータ電位と(ii)この高分子電解質の擬似相の場合に炭化水素コアの欠如と一致している。塩効果,すなわち,p Kの依存性対イオン強度appの研究はポリイオンによる,β,Na~+イオンの結合の程度を推定することができた。Manningの理論と一致して,このパラメータは一定であるように思われ,0.6≦β≦0.8の範囲内で,NaDSミセルのそれに類似していた。テトラアルキルアンモニウム塩を添加することにより,高分子電解質化学種のサイズ分布と指標のp Kapp値の両方に顕著な影響を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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ミセル  ,  高分子溶液の物理的性質 

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