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J-GLOBAL ID：201702231266207974   整理番号：17A1762109

エネルギーのLCA 水素サプライチェーンにおける温室効果ガス削減効果に関するLCAガイドライン

LCA Guidelines for Assessing Effect of Greenhouse Gas Emissions Reduction in Hydrogen Supply Chain

著者 (6件)： 和田口達也 (環境省) ,  越智崇充 (デロイトトーマツコンサルティング) ,  大我さやか (デロイトトーマツコンサルティング) ,  庵原一水 (デロイトトーマツコンサルティング) ,  鶴田祥一郎 (産業環境管理協) ,  中野勝行 (産業環境管理協)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 13  号： 4  ページ： 325-331  発行年： 2017年10月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水素エネルギーの製造から利用までの,一連のプロセスにおける温室効果ガス削減効果を評価するため,環境省は水素エネルギー事業を共通に評価できるよう,水素エネルギー製造業者・販売業者・利用者による,プロセス改善や環境情報開示への支援を行っている。また,水素エネルギー関連補助事業実施時の温室効果ガス削減効果検証に利用できるツールとして,水素サプライチェーンLCAガイドラインを策定した。それらについて紹介する。ガイドラインの概要として,石油プラントからガソリン自動車までのシステムと,再生可能エネルギーによる水電解水素製造から燃料電池自動車までのシステムを示して解説した。LCAガイドラインにおける主な規定内容の説明の中では,定置用燃料電池や燃料電池バスなどの機能単位と,それに対応した比較対象の考え方について,具体的事例を表にして解説している。更に,LCA計算ツール類の幾つかとサンプル集,及び,LCA計算ツールによる温室効果ガス削減効果の算定例を,図に示して説明している。

シソーラス用語： ライフサイクルアセスメント ,  *水素エネルギー ,  工程 ,  改良 ,  指針 ,  *環境省 ,  補助金 ,  再生エネルギー ,  器具
準シソーラス用語： *LCA【環境】 ,  *ガイドライン ,  サプライチェーン ,  ツール ,  プロセス改善 ,  *温室効果ガス排出量削減 ,  再生可能エネルギー ,  *水素サプライチェーン

分類 (4件)： エネルギー政策・エネルギー制度  (LA01040K) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E) ,  気体燃料の製造  (YE02030F) ,  気体燃料の輸送,供給,貯蔵  (YE02060M)

引用文献 (8件)：

• 環境省,再生可能エネルギー等の温室効果ガス削減効果に関するLCAガイドライン,環境省ホームページ,入手先<http://www.env.go.jp/earth/ondanka/lca/>,(参照2016-7-26)
• California Air Resources Board, Low Carbon Fuel Standard, California Air Resources Board ホームページ,入手先<https://www.arb.ca.gov/fuels/lcfs/lcfs.htm>,(参照2016-7-26)
• EPD International AB, The International EPD System,EPD International ABホームページ,入手先<http://www.environdec.com/>,(参照2016-07-26)
• The FC-HyGuide project, FC-HyGuide Guidance Document, The FC-HyGuide project ホームページ,入手先<http://www.fc-hyguide.eu/guidance-document.html>,(参照2016-7-26)
• 日本LCA学会,温室効果ガス排出削減貢献量算定ガイドライン,日本LCA学会ホームページ,入手先<https://www.ilcaj.org/lcahp/doc/guideline20150224.pdf>,(参照2016-7-26)

タイトルに関連する用語 (6件)： エネルギー ,  LCA ,  水素サプライ ,  チェーン ,  温室効果ガス削減 ,  ガイドライン