文献
J-GLOBAL ID:201702231283701817   整理番号:17A0045614

ERF転写因子EPI1はArabidopsisにおける暗闇誘発性およびジャスモン酸刺激性老化のネガティブ制御因子である

The ERF transcription factor EPI1 is a negative regulator of dark-induced and jasmonate-stimulated senescence in Arabidopsis
著者 (11件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 235-243(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L0316A  ISSN: 1342-4580  CODEN: PLBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
老化の制御に関連する因子の同定,およびそれらの機能の解析は,老化機構の生物学的理解および農業生産性の改良の両方に重要である。本研究において著者らは,Arabidopsisにおける老化の潜在的制御因子として,「ERF gene conferring Postharvest longevity Improvement1」(EPI1)と呼ばれるERF遺伝子を同定した。著者らは,EPI1が転写制御活性を持ち,従って,EPI1過剰発現トランスジェニック植物,およびそのキメラリプレッサーEPI1-SRDXが,それらの切除した空中部分における暗闇誘導性老化を,共通してサプレスすることを発見した。これらのトランスジェニック植物は,その上,暗闇で老化を刺激するメチルジャスモン酸(MeJA)処理後でさえも,クロロフィルを高レベルで維持した。さらに,著者らは老化誘導性および老化現象性遺伝子が,暗闇下のMeJA処理トランジェニック植物において,それぞれダウンレギュレートおよびアップレギュレートされることを発見した。著者らの結果は,EPI1が暗闇誘導性およびJA刺激性老化のネガティブ制御因子として機能することを示唆した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  発生,成長,分化 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (41件):
  • Benedetti CE, Xie D, Turner JG (1995) COI1-dependent expression of an Arabidopsis vegetative storage protein in flowers and siliques and in response to coronatine or methyl jasmonate. Plant Physiol 12: 567–572
  • Brodersen P, Petersen M, Nielsen HB, Zhu SJ, Newman MA, Shokat KM, Rietz S, Parker J, Mundy J (2006) Arabidopsis MAPkinase 4 regulates salicylic acid and jasmonic acid/ ethylene-dependent responses via EDS1 and PAD4. Plant J 47: 532–546
  • Brown RL, Kazan K, McGrath KC, Maclean DJ, Manners JM (2003) A role for the GCC-box in jasmonate-mediated activation of the PDF1.2 gene of Arabidopsis. Plant Physiol 132: 1020–1032
  • Cai XT, Xu P, Zhao PX, Liu R, Yu LH, Xiang CB (2014) Arabidopsis ERF109 mediates cross-talk between jasmonic acid and auxin biosynthesis during lateral root formation. Nat Commun 5: 5833
  • Chen WH, Li PF, Chen MK, Lee YI, Yang CH (2015) FOREVER YOUNG FLOWER Negatively Regulates Ethylene Response DNA-Binding Factors by Activating an Ethylene-Responsive Factor to Control Arabidopsis Floral Organ Senescence and Abscission. Plant Physiol 168: 1666–1683
もっと見る

前のページに戻る