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J-GLOBAL ID:201702231337385478   整理番号:17A1547110

ヒト脳におけるオキシトシンペプチドと受容体m RNA発現に及ぼすアルコール使用障害の影響:死後症例対照研究【Powered by NICT】

Effect of alcohol use disorder on oxytocin peptide and receptor mRNA expression in human brain: A post-mortem case-control study
著者 (8件):
資料名:
巻: 85  ページ: 14-19  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1251A  ISSN: 0306-4530  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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動物とヒトの証拠はアルコール探索行動におけるオキシトシンの役割を支持する。アルコール使用障害を治療するための新しい薬理学的なアプローチとしてはオキシトシン経路を標的とする,興味が持たれている。この目的のために,アルコール使用障害の開始と維持に関連する脳領域における内因性オキシトシンに対するアルコール使用障害の影響を理解することが重要である。nonalcohol依存男性対照群(n=16)と比較して,アルコール使用障害(n=11)の男性からのヒト死後脳組織を検討した。先験的げっ歯類の研究では,オキシトシンニューロンの投影面積:側坐核,へん桃核,海馬,腹側被蓋野と前前頭皮質であることを五脳領域を対象とした。オキシトシンペプチドと受容体のmRNAレベルにおけるしゅう曲変化は検討した脳の部位ごとに測定した。オキシトシンペプチドm RNAの折畳み変化は,対照(未補正P=0.0001;FDR補正P=0.001)と比較して,アルコール使用障害の患者の前頭前皮質で有意に上昇していた。27名の被験者の全試料では,前頭前野におけるオキシトシンペプチドm RNAにおける倍率変化と毎日のアルコール摂取量(r~2=0.38; p=0.002),1週間あたり飲料(r~2=0.24; p=0.02)の両方の間に有意な正の相関があった。結果は慢性アルコール曝露の影響としての内因性オキシトシン系の変化に関する以前の動物およびヒトの文献に照らして議論した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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中枢神経系 

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