抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本の製造業の生産現場では種々の環境要因の変化により,原料品質の問題(Material),設備の経年劣化(Machine),工程トラブル(Method),マンパワーの問題(Man),の4つのMの問題解決を迫られている。本文は,4Mのバラツキを許容できる工場を環境変化に強いロバストなスマート工場と定義し,それを実現する「変化に強い日本流スマート工場システム」について,製品品質を安定化する例を中心に紹介した。本システムは,工場経営指標であるPQCDS(Productivity,Quality,Cost,Delivery,Safety)に紐付けた4Mのパフォーマンス状態を製造中にリアルタイムに可視化する。現場の暗黙知や研究開発部門のプロセス工学的知識等の各組織,各人が持っていた知恵を共通する言語(Exapilotを使用)で表現し,それらを製造中に使えるように収集することにより,新たな知識/知恵を生み出すことで工場能力の改善をサポートするシステムである。