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J-GLOBAL ID:201702231395598246   整理番号:17A1058122

エテホンはクチクラワックスの生合成と膜安定性によるトウモロコシ実生の乾燥耐性を改善した【Powered by NICT】

Ethephon improved drought tolerance in maize seedlings by modulating cuticular wax biosynthesis and membrane stability
著者 (7件):
資料名:
巻: 214  ページ: 123-133  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0822B  ISSN: 0176-1617  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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クチクラワックスは,植物の地上部分の表面を覆う最も外側の薄い疎水性層,異なる環境ストレスに対する一次防水障壁と保護を提供する。本研究の目的は,トウモロコシ実生におけるクチクラワックス生合成,水収支,および抗酸化剤による調節を調節することにより乾燥ストレスに対抗する,エチレン放出化合物として,エテホンの役割を調べることであった。著者らの結果は,エテホンは有意にエチレン生成速度を増加させ,クチクラワックス合成調節遺伝子ZmEREの発現とワックス生合成遺伝子ZmGL1,ZmGL15,ZmFDH1,ZmFAE1を調節し,正常または乾燥ストレス条件下でトウモロコシ実生におけるクチクラワックスの蓄積を促進することを示した。,エテホンは葉の水分損失とクロロフィル浸出を顕著に低下させる可能性があり,乾燥ストレス下で高い相対水含有量,葉水分ポテンシャルを維持することを示した。エテホンはマロンジアルデヒドと過酸化水素濃度および電解質漏出を有意に低下したが,プロリンの蓄積とSOD,POD,およびCATの活性を増加させた。さらに,エテホンは,乾燥ストレスの下で,根とシュートの比の増加をもたらした。これらの結果から,エテホンは植物成長のための水分状態と膜安定性を維持するためにクチクラワックス合成を調節することによって乾燥ストレス下のトウモロコシ性能を改善できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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植物生理学一般 

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