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J-GLOBAL ID:201702231416758620   整理番号:17A1055934

メキシコの花き栽培地域における女性住民の母体甲状腺プロファイルにおける妊娠の前半中のp,p’-DDEへの曝露の影響【Powered by NICT】

Effect of exposure to p,p ́-DDE during the first half of pregnancy in the maternal thyroid profile of female residents in a Mexican floriculture area
著者 (9件):
資料名:
巻: 156  ページ: 597-604  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0574A  ISSN: 0013-9351  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジクロロジフェニルトリクロロエタン(DDT)の主要代謝産物,ジクロロジフェニルジクロロエテン(p,p ́ DDE)はヒト甲状腺ホルモンレベルの変化と関連している。母体甲状腺ホルモンは妊娠の前半が適切である胎児の神経発生に必須である。妊娠前半の母親のp,p’-DDE濃度と母体甲状腺プロファイルの間の関係を評価すること。メキシコ草花栽培地域からの430人の妊婦の情報を分析し,妊娠年齢≦16週間。アンケートにより,社会人口統計学的,生殖およびライフスタイル,情報得た。甲状腺刺激ホルモン(TSH),及び全及び遊離T3及びT4の血清中濃度は酵素結合免疫吸着検定法(ELISA)により決定した。p,p’-DDEがガスクロマトグラフィーにより分析した。p,p’-DDEと甲状腺プロファイルの間の関係は,線形およびロジスティック回帰モデルにより評価した。女性の三十八%は検出限界と定量化の限界以下で12.3%以下のp,p’-DDEレベルを有していた。定量可能な範囲内で,中央値は53.03ng/gであった。TSH>2.5mIU/Lであった女性の9.3%に存在する47.7%が分離された低チロキシン血症を持っていた;3.5%は無症候性甲状腺機能低下症を有し,5.8%は顕性甲状腺機能低下症を有していた。検出限界(β=0.19; 95% CI=0.06,0.34)以下の濃度の患者と比較して定量可能なp,p’-DDEと総T3血清レベルの間に有意な正の相関が見られた。甲状腺プロファイルの他のホルモンとのまたは臨床診断と有意な相関ではなかった。著者らの発見は,低濃度でも,p,p’-DDE曝露は,妊娠中の甲状腺ホメオスタシスを破壊することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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環境汚染一般  ,  疫学 
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