抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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図書館の新しいパラダイムが広がりつつある。本稿では,オランダで試みられている,「100の才能の図書館」と,その背後にあるプロジェクト「2040年の図書館」の概要を紹介する。「2040年の図書館」は,2000年に始まった40年後の公共図書館の在り方を模索するものであり,7つの類型を示している。その1つに「ゲリラ図書館」がある。これは,子ども自身が図書館員になって秘密の図書館を作っていく試みである。「100の才能の図書館」は,「ゲリラ図書館」の考えを展開させたものであり,250人の子どもから新しい図書館に対する希望を聞いて,インテリアデザイナーと建築家が実現した。開館後1年間は「100の才能の探検」を行い,子どもたちは様々な試みの過程で多くのことを学んだ。