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J-GLOBAL ID：201702231472441482   整理番号：17A0498129

ビニルカチオン中間体のレドックス中立的アリール化

Redox-Neutral Arylations of Vinyl Cation Intermediates

著者 (3件)： Kaiser Daniel (University of Vienna, Faculty of Chemistry, Institute of Organic Chemistry, Waehringer Strasse 38, 1090, Vienna, Austria) ,  Veiros Luis F. (Centro de Quimica Estrutural, Complexo I; Instituto Superior Tecnico, Universidade de Lisboa, Av. Rovisco Pais 1, 1049-001, Lisbon, Portugal) ,  Maulide Nuno (University of Vienna, Faculty of Chemistry, Institute of Organic Chemistry, Waehringer Strasse 38, 1090, Vienna, Austria)
資料名： Advanced Synthesis & Catalysis  (Advanced Synthesis & Catalysis)
巻： 359  号： 1  ページ： 64-77  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： W1343A  ISSN： 1615-4150  CODEN： ASCAF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脱水的アリール化,レドックス中立的条件下におけるC-C結合形成のための新規な統一的概念を提案した。著者らのストラテジは,ビニルカチオンをスルホキシドが迎撃し,C-CとC-O結合の生成とアリール化に依存した。一連の構造的に異なったビニルカチオンをスルホキシド存在下にin situ生成させ,エノールトリフラートの水和的アリール化,直接アリール化,あるいは中断されたMeyer-Schuster転位を起こさせた。機構研究は反応性ビニルカチオン中間体が演じる決定的役割とさまざまな構造的安定化のショウケースになった。反応生成物の合成への利用も示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アルケニルカチオン ,  *スルホキシド ,  *転位反応 ,  反応中間体 ,  反応機構 ,  *不飽和アルコール ,  水和 ,  *置換基効果 ,  *シグマトロピー ,  脂肪族アルコール ,  芳香族化合物 ,  スルホン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  脂肪族ニトロ化合物
準シソーラス用語： Meyer-Schuster転位 ,  *プロパルギルアルコール類

著者キーワード (5件)： arylation ,  Meyer-Schuster rearrangement ,  sigmatropic rearrangement ,  sulfoxides ,  vinyl cations

分類 (3件)： 脂肪族スルホキシド・スルホン・スルホニウム  (CF03150Y) ,  転位反応,異性化  (CF02070E) ,  芳香族単環スルホキシド・スルホン・スルホニウム  (CF05130Q)

物質索引 (10件)： 1-フェニル-2-[2-(フェニルチオ)フェニル]-2-プロペン-1-オン ,  1-フェニル-4-メチル-2-ペンチン-1-オール ,  2-[2-(フェニルチオ)フェニル]-1-フェニル-5-メチル-1-ヘキセン-3-オン ,  2-[2-(フェニルチオ)フェニル]-3-フェニルプロペナール ,  2-プロピン-1-オール ,  3-フェニル-2-プロピン-1-オール ,  ジフェニルスルホキシド ,  トリフル酸 ,  ニトロメタン ,  ビニルカチオン

タイトルに関連する用語 (5件)： ビニルカチオン ,  中間体 ,  レドックス ,  中立 ,  アリール化