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J-GLOBAL ID：201702231480836666   整理番号：17A0491905

金ナノ粒子修飾炭素分子ワイヤ電極上メトールのボルタンメトリック定量

Voltammetric Determination of Metol on a Gold Nanoparticle Modified Carbon Molecular Wire Electrode

著者 (7件)： NIU Xueliang (Hainan Normal Univ., Haikou, CHN) ,  YAN Lijun (Hainan Normal Univ., Haikou, CHN) ,  WEN Zuorui (Hainan Normal Univ., Haikou, CHN) ,  LI Xiaobao (Hainan Normal Univ., Haikou, CHN) ,  NIU Yanyan (Hainan Normal Univ., Haikou, CHN) ,  LU Yaping (Hainan Normal Univ., Haikou, CHN) ,  SUN Wei (Hainan Normal Univ., Haikou, CHN)
資料名： Analytical Letters  (Analytical Letters)
巻： 50  号： 1-3  ページ： 325-335  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： B0926A  ISSN： 0003-2719  CODEN： ANALBP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 写真工業で使われるが,有毒で,健康に影響を与えるメトールの電気分析法を金ナノ粒子修飾炭素分子ワイヤ電極の作成,利用により検討した。1.6gのグラファイト粉と0.6857gのジフェニルアセチレンを混合し,均一な炭素ペーストとして73°Cで3min保った後,冷える前に内径4mmのガラス管に充填し,銅線を電極線として挿入した。得られた電極を研磨し,0.5mol/L KNO₃及びHAuCl₄中での-0.4V,300sの電析により,金ナノ粒子修飾をした。走査電子顕微鏡観察をした後,SCEを参照電極,白金線を補助電極として,三電極法でサイクリックボルタンメトリーを含む電気化学的実験を行った。金ナノ粒子による修飾で,電気化学反応の迅速化が図れ,良好な選択性と感度も得られた。最適示差パルスボルタンメトリー条件下,メトール濃度範囲2.0-800.0μmol/Lで直線性が認められ,検出限界は0.64μmol/Lであった。メトールを1×10^-4mol/L添加した水分析への適用で,回収率97.0-103.0%,相対標準偏差3.27%と言う結果であった。

シソーラス用語： 分子素子 ,  *ナノ粒子 ,  *化学修飾電極 ,  定量分析 ,  グラファイト ,  *示差パルスボルタンメトリー ,  線形性 ,  *フェノール類 ,  炭素電極 ,  電着 ,  芳香族炭化水素 ,  アセチレン化合物
準シソーラス用語： 分子ワイヤ ,  *金ナノ粒子 ,  カーボンペースト電極

分類 (2件)： 有機化合物の電気分析  (CC05034O) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (2件)： メトール ,  ジフェニルアセチレン

タイトルに関連する用語 (7件)： 金ナノ粒子 ,  修飾 ,  炭素 ,  分子 ,  ワイヤ電極 ,  メトール ,  定量