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J-GLOBAL ID：201702231512425093   整理番号：17A1108864

化学プローブがヒトオピオイドジノルフィンの微生物センサキナーゼへの結合が引き金となる抗微生物防御応答を解明する

Chemical Probes Unravel an Antimicrobial Defense Response Triggered by Binding of the Human Opioid Dynorphin to a Bacterial Sensor Kinase

著者 (3件)： WRIGHT Megan H. (Technical Univ. Munich, Garching, DEU) ,  FETZER Christian (Technical Univ. Munich, Garching, DEU) ,  SIEBER Stephan A. (Technical Univ. Munich, Garching, DEU)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 17  ページ： 6152-6159  発行年： 2017年05月03日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトオピオイドペプチドが,センサーキナーゼParSと直接結合することによって,緑膿菌における独特の抗微生物防御応答を誘導することが解明された。ジノルフィンを模倣した光親和性のプローブを用いて,化学プロテオミクスによって,生微生物中の標的ペプチドを持つたんぱく質が検出された。Pseudomonasがヒトのストレスホルモンを明確に認識して,ホストの敵性環境に抗して,それ自身を防御する機構を開始することが示唆された。ParSが,細菌毒性を防御して,抗微生物治療のための微生物感受性のための有望な薬剤となることが示される。

シソーラス用語： *マイクロプローブ ,  *麻薬性鎮痛薬 ,  *ダイノルフィン ,  *バイオセンサ ,  *ヒスチジンキナーゼ ,  *抗微生物作用 ,  緑膿菌 ,  Pseudomonas ,  ホルモン ,  プロテオミクス
準シソーラス用語： ストレスホルモン ,  *センサーキナーゼ ,  *化学プローブ ,  化学プロテオミクス ,  *微生物センサ

分類 (2件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化学プローブ ,  微生物 ,  センサキナーゼ ,  引き金 ,  抗微生物 ,  防御応答