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J-GLOBAL ID：201702231550961094   整理番号：17A0944588

水処理工学の基礎〔53〕

著者 (3件)： 丹保憲仁 (北海道総合研究機構) ,  丹保憲仁 (北大) ,  小笠原紘一 (全国簡易水道協議会)
資料名： 水道公論
巻： 53  号： 8  ページ： 60-70  発行年： 2017年08月01日 
JST資料番号： Z0945A  ISSN： 1343-6007  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,微生物処理のうち,物理化学・微生物複合処理について記した。前の項で,膜処理に凝集処理を先行させることによって,高い効率と良好な操作性が得られるという,ハイブリッドプロセスのことを述べた。もう少し広義に,凝集や好気性微生物処理,嫌気性微生物処理の適切な組み合わせを考えることにより,1次処理,2次処理,3次処理(高次処理)など定型化されてきた微生物処理主体の有機廃水や下水処理システムの組み立てが大きく変わってくる。凝集沈殿処理を前置することによって,好気性生物処理が最も適切な成分の身について有効に行われ,汚泥処理も高濃度の嫌気性過程を有効に,かつエネルギー効率よく設定できる。様々なプロセス構成が考えられるが,その一つがペレット凝集(造粒)・好気性生物ろ床の組み合わせである。本文では,例として,札幌都市圏の下流茨戸湖を環境湖として考える一連の研究成果について記した。

シソーラス用語： 工学 ,  *生物学的水処理 ,  処理 ,  物理化学 ,  微生物 ,  *凝集 ,  *過程 ,  膜 ,  *好気性菌 ,  *嫌気性菌 ,  ペレット ,  床 ,  濾過
準シソーラス用語： *ハイブリッドプロセス ,  ペレット凝集 ,  *嫌気性微生物処理 ,  好気性生物ろ床 ,  *好気性微生物処理 ,  水処理工学 ,  微生物処理 ,  物理化学・微生物複合処理 ,  膜処理 ,  有機廃水

分類 (1件)： 下水,廃水の生物学的処理  (SC03060H)

タイトルに関連する用語 (2件)： 水処理工学 ,  基礎