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J-GLOBAL ID:201702231584448362   整理番号:17A1547717

大腸菌からの嫌気性スルファターゼマチュラーゼAslBはヒト組換イズロン酸2硫酸スルファターゼ(IDS)とN-acetylgalactosamine-6-硫酸塩スルファターゼ(GALNS)を活性化する【Powered by NICT】

Anaerobic sulfatase maturase AslB from Escherichia coli activates human recombinant iduronate-2-sulfate sulfatase (IDS) and N-acetylgalactosamine-6-sulfate sulfatase (GALNS)
著者 (10件):
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巻: 634  ページ: 53-61  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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I型スルファターゼの成熟はホルミルグリシン(FGly)への活性部位に存在するシステイン(Cys)またはセリン(Ser)の変換を必要とする。この活性化は細菌及び真核生物宿主における組換えスルファターゼの生産時の律速段階である。AslB,YdeM及びYidFはEscherichia coliにおけるスルファターゼの活性化に関与することが提案されている。本研究では,in silicoと実験法を併用してEscherichia coli BL21(DE3)AslBとヒトスルファターゼの間の相互作用,より具体的にイズロン酸2硫酸スルファターゼ(IDS)とN-acetylgalactosamine-6-硫酸塩スルファターゼ(GALNS)を研究した。in silico結果はAslBはIDS( 8.0kcalmol~ 1)の一つよりも,Cys及びSer型,GALNS( 9.4kcalmol~ 1)の残留モチーフに対して高い親和性を持つことを示した。AslB活性残基と標的モチーフ間の距離はGALNS(5.5Å)よりもIDS(4.4Å)との相互作用に有利であった。実験観察はGALNS CysとSer型AslBの共発現は,対照培養に比べて2.0および1.5倍の活性増加を示し,AslB過剰発現を欠くがin silicoの結果を支持した。同様に,AslBと共発現するとIDS活性は4.6倍で増加した。AslB IDSの高いスルファターゼ活性はAslB活性残基とモチーフ標的間の距離は,潜在的なスルファターゼ活性化剤のin silico探索のための重要なパラメータであることを示唆した。結論として,著者らの結果は,AslBはE.coli BL21(DE3)で異種ヒトスルファターゼの成熟に関与であり,治療目的と研究のための組換スルファターゼの生産において重要な意味を持つ可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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遺伝子の構造と化学 

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