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J-GLOBAL ID:201702231636782857   整理番号:17A1482236

アルコール使用障害のための新規治療としてのモキシデクチンの前臨床開発【Powered by NICT】

Preclinical development of moxidectin as a novel therapeutic for alcohol use disorder
著者 (7件):
資料名:
巻: 113  号: PA  ページ: 60-70  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0537A  ISSN: 0028-3908  CODEN: NEPHBW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アルコール使用障害(AUD)に対する現在の薬物療法は少ない,新しい効果的な薬剤の開発の必要性を説明する比較的効果がない。翻訳アプローチを用いて,我々の研究室では,FDA認可,ヒト及び動物抗寄生虫薬イベルメクチンは異なる飲料パラダイムの雄性及び雌性マウスにおけるエタノール摂取量を大幅に減らすことができることを報告した。この研究方針を拡張して,本論文では,エタノール摂取を低減するために,イベルメクチンのアナログ,モキシデクチン(MOX)の有用性を検討した。特に,MOXはイベルメクチンと比較して安全性の低い神経毒性の可能性と限界を改善していることを開催されている。24H二ボトル選択パラダイムを用いて,MOXは有意に雄と雌のC57BL/6Jマウス,それぞれ(1.25 7.5 mg/kg)と(1.25 10 mg/kg)の両方におけるエタノール摂取用量依存的を減少させた。さらに,5日間連続してMOX(2.5mg/kg,腹腔内投与)の複数日投与は雌マウスにおいて24時間二ボトル選択と飲料に暗パラダイムの両方におけるエタノール摂取を有意に減少させた。行動毒性の明らかな徴候は観察されなかった。特にオスとメスの両マウスで,MOXは投与後約4時間でエタノール摂取を有意に減少させた。アフリカツメガエル卵母細胞発現系を用いて,MOXはP2X4受容体(P2X4R)機能を有意に増強し,P2X4RsにけるATP依存性電流に対するエタノールの阻害効果を拮抗することを見出した。この後者の知見は,P2X4Rsに活性を有するMOXの最初の報告である。添加では,MOXの禁忌低減に関して有利(イベルメクチンと比較して)であろうという仮説を支持するイベルメクチンと比較して,MOXはGABA_A受容体を増強したが,低度だった。全体として,結果は,AUDの治療のための新規な薬物療法としてMOXの開発の可能性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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細胞膜の受容体  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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