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J-GLOBAL ID：201702231638104184   整理番号：17A1638352

ポリオウイルス受容体:簡単なウイルス受容体以上のもの【Powered by NICT】

Poliovirus Receptor: More than a simple viral receptor

著者 (4件)： Bowers Jonathan R. (Department of Biological Sciences, Wright State University, Dayton, OH, 45435, United States) ,  Readler James M. (Department of Biological Sciences, Wright State University, Dayton, OH, 45435, United States) ,  Sharma Priyanka (Department of Biological Sciences, Wright State University, Dayton, OH, 45435, United States) ,  Excoffon Katherine J.D.A. (Department of Biological Sciences, Wright State University, Dayton, OH, 45435, United States)
資料名： Virus Research  (Virus Research)
巻： 242  ページ： 1-6  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0381D  ISSN： 0168-1702  CODEN： VIREDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトポリオウイルス受容体(PVR)はヒト生物学において多くの機能を有する細胞表面蛋白質である。PVRは最初にヒトポリオウイルス受容体として同定され,最近の発見は,その形態とその機能の両方へのより大きな洞察を与えた。PVR遺伝子の選択的スプライシングは全4選択的にスプライスされたイソ型になってきている。これらイソ型の二は完全な膜貫通ドメインを欠き,可溶性とブロックウイルス感染考慮残りの二膜貫通イソ型はウイルス感染の上皮と極性の特異的局在化をもたらす,その極端なC末端ドメインでのみ異なる。ヒトポリオウイルス受容体としてのその役割に加えて,いくつかの天然生物学的機能も明らかになっている。PVRは重要な細胞接着蛋白質であり,白血球の経内皮移動に関与している。CD226とTIGITとの相互作用を通して,白血球,PVRで発見された膜貫通蛋白質は細胞性免疫応答の重要な調節因子である。PVRは広いスペクトルの癌で特異的に調節されるので,バイオマーカーとしての臨床使用のための強い可能性を持っている。PVRも新しい癌治療に対する可能性のある標的。PVRの天然親和性を利用して,生弱毒化ポリオウイルスワクチンの遺伝的修飾型は現在のところ特定の腫瘍の位置決めと破壊するその能力について試験されている。これらの最近の研究は,ヒト生物学におけるPVRの重要性を強調し,ウイルス受容体蛋白質をであることを越えてその有用性を実証した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ウイルス感染 ,  ヒト ,  親和性 ,  相互作用 ,  腫瘍 ,  白血球 ,  *ウイルス受容体 ,  選択的スプライシング ,  膜貫通タンパク質 ,  バイオマーカー ,  *ポリオ ,  細胞性免疫 ,  極性 ,  *ポリオウイルス
準シソーラス用語： アイソフォーム , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： ヒトポリオウイルス受容体(PVR) ,  CD155 ,  ポリオウイルス ,  免疫調節

分類 (3件)： 植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y) ,  ウイルスによる植物病害  (FC04054G)

タイトルに関連する用語 (2件)： ポリオ ,  ウイルス受容体