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J-GLOBAL ID:201702231644257847   整理番号:17A0658812

チベット高原の高山草地での二酸化炭素交換の経年変動に対する生物物理学的影響

Biophysical effects on the interannual variation in carbon dioxide exchange of an alpine meadow on the Tibetan Plateau
著者 (4件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 5119-5129 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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チベット高原南東縁辺の高山草地での二酸化炭素交換とその支配要因の経年変動を調べるため,2012年~2015年の渦相関法による測定を用いた。2012年~2015年の4年間の年正味生態系交換(NEE)は,-114.2,-158.5,-159.9,-212.6gC m-2yr-1で,平均年気温(MAT)とともに概ね減少した。例外が,MATが最も高かった2014年に生じた。これはGPPがMATと共に増加したが,光合成能力の限界で飽和したことによる2014年の高い生態系呼吸(RE)と同様の総一次生産(GPP)に起因した。2012年春(3月~5月)には,低気温(Ta)と旱魃イベントが草発芽を遅らせ,GPPを低下させた。2012年と2013年の雨季遅く(9月~10月)には,9月の低いTaとその植生成長への負影響が,早い草老化と顕著に低いGPPをもたらした。このことは,Taの季節パターンは,勾配の等質性(HOS)モデルを用いて得た結果と一致し,年間の総GPPに大きく影響することを示した。モデルによる結果は,気候の季節的変動がGPP変動の48.6%を説明するが,気候の経年変動と生態系機能変化により説明される割合は,それぞれ9.7,10.6%であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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地球化学一般  ,  生態系 

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