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J-GLOBAL ID:201702231647978625   整理番号:17A0412006

イオン液体ベタイニウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドを用いた溶媒抽出によるボーキサイト残基の硫酸化ばい焼浸出水からのスカンジウムの回収【Powered by NICT】

Recovery of scandium from sulfation-roasted leachates of bauxite residue by solvent extraction with the ionic liquid betainium bis(trifluoromethylsulfonyl)imide
著者 (4件):
資料名:
巻: 176  ページ: 208-219  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0428B  ISSN: 1383-5866  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ボーキサイト残渣(赤泥)は,Bayerプロセスにおけるアルミナ精錬の廃棄物であり,大きな濃度臨界金属のスカンジウムを含むを含んでいた。ギリシアボーキサイト残渣はスカンジウムの利用可能なレベルを含んでおり,その生産のための適当な供給源であると考えられている。プロセスは,疎水性イオン液体ベタイニウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミドと硫酸化ばい焼浸出および溶媒抽出の組合せを用いたギリシャボーキサイト残さからのスカンジウムを回収するために開発されたことから[Hbet][Tf_2N]。硫酸化ばい焼浸出は低い酸消費,スカンジウムに対する良好な選択性と主要元素の共溶解のために,ボーキサイト残渣からのスカンジウムを溶解するための優先浸出技術であった。浸出液中のスカンジウム濃度は多段浸出,その間に得られた浸出液は,新たにローストした材料を用いた複数回接触させるを適用することにより増加した。次の段階で,スカンジウムは選択的に[Hbet][Tf_2N]で得られた浸出液から抽出した。スカンジウムと鉄の間の分離を改善するために,Fe(III)は抽出前にアスコルビン酸の添加によるFe(II)に還元され硫酸浸出した。抽出の相比とpHはイオン液体相中のスカンジウムの抽出と濃縮を達成するために最適化した。共抽出した金属イオンはHClにより負荷されたイオン液体相から洗浄し,精製スカンジウムはH_2SO_4を用いたストリッピングによって除去された。スカンジウムはナトリウムと共に沈殿により,そのストリップ溶液から回収された。最後に,全体プロセスは,原理証明として実験室規模で行った。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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