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J-GLOBAL ID:201702231737000992   整理番号:17A1102349

岩塩構造における滑り系活性化の第一原理計算:塩化銀の延性の電子的起源

First-principles calculations on slip system activation in the rock salt structure: electronic origin of ductility in silver chloride
著者 (7件):
資料名:
巻: 97  号: 13-18  ページ: 1281-1310  発行年: 2017年05月 
JST資料番号: E0753C  ISSN: 1478-6435  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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第一原理計算が同じ岩塩構造を有するNaClとAgClの間の使用可能な滑り系での差異を調べるために行われた。現在の一般化積層欠陥(GSF)エネルギー計算は{110}<1<span style=text-decoration:overline>1</span>0>滑りのみがNaClにおいて選択的に活性化されるが,AgClは{001},{110},および{111}面上の<1<span style=text-decoration:overline>1</span>0>方向に沿う3種類の可能な滑り系を示すことが示され,それは実験と良く一致した。また,AgClにおける一次{110}<1<span style=text-decoration:overline>1</span>0>滑り系に対するGSFプロファイルはせん断変位に対して局所最小を示すことを見出した。それはSchckley部分転位への完全転位の分離の可能性を示すものである。NaClとAgClの間の差異を説明するために,滑り変形時の詳細な価電子バンド構造が調べられた。特に,滑り面を横切る原子軌道間の相互作用の定量的変化がCOHP法によって解析された。Na-ClよりもAg-Clのより共有結合的特性がエネルギー的に好ましい滑り変形をする傾向があることを見出した。これはNaClとAgClの間の基本的電子構造の差異に帰される。
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分類 (2件):
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その他の無機化合物の格子欠陥  ,  絶縁体結晶の電子構造 

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